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時には常識を疑ってみよう。

最近、SNSでの付き合いが疲れると言った書き込みをよく見ます。

考えてみ折ればSNSで疲れるというのはよくあることです。
特にネットが普及して生活の中で一般化していると、誰もが評論家になり得てしまいます。

だから、みんな好き勝手に自分の思うことを書いていく。
もちろん、私もそうでしょう。

でも、考えてくださいね。

気軽に情報発信できるようになった反面、その情報が正しいか否か、もしくはきちんと裏を取ったものであるか否かに関わらず独り歩きして、SNSなどで書いている。間違いではないかと指摘すると激しく反論される・・・。

昔なら、週刊誌のゴシップ記事だ・・・的で終わった話がまことしやかに伝わって行って独り歩きしたり。
実際にそれが事実となって、真実が日の目を見たという場合もありますが、その多くは噂話もしくはねつ造された記事である場合も多い。

本当の事実をネットの書き込みだけで信じるのは怖いなぁと思うんです。
でも、そうしたものをそのまま信じて書き込みして・・・私は正しいと主張してしまう。

最近も、山口線で鉄道の標識が切断されてしまったという信じられないようなニュースが流れていました。
犯人は不明なので、撮り鉄の仕業ではないかと言われています、ただ現時点では犯人が不明ですので、必ずしも撮り鉄の撮影者が加担したとは言い切れないのですが、過去にも勝手に下草刈りのようなこともありましたから疑われても仕方がないのかななどと思ってしまいます。

以前にも、「撮り鉄の一般的な常識」というか撮影の仕方みたいなことが書かれたblogを見たことがあるのですが。何時こんな事を誰が言い出したの?って思ってしまったんです。

そうした変に固執した考え方が当たり前になってしまって、それ以外の写真はダメな写真といった基準が若い人を中心に撮り鉄の常識になっているようです。

こうした基準があるよ・・・みたいな記事を見て思い当たったのは、先ほども書きましたが「鉄道の敷地内で勝手に下草を刈ってしまう。」と言う行為。

一時期、下草を刈って綺麗な足回りを撮ろうというのが流行して、プロカメラマンが車に草刈りガマを常に携帯して下草があると刈ってしまう。
みたいなことが雑誌に掲載されたものですから、みんながみんなそれに右に倣えしてしまって。

時々撮影に行ったら、下草刈っておきましたから・・・とか言われて唖然としたことがあったのです、・・・こちらも勝手に鉄道事業用地の草を刈ることは違法であるということで一気に下火になりましたが。

こうした撮り鉄の常識・・・なんてものは誰が決めたんでしょうね。
誰かが決めたんでしょうけれど、もっと自由に表現方法を考えても良いと思うんですよ。

その昔、私も鉄道写真を撮り始めた頃は、よく言われたのが、順光でなくてはダメ、架線の影が入ったりしてはダメ等々、いわゆる撮り鉄の流儀?を言われましたが。

私は敢えて逆光で撮影したり、架線の影等も逆に積極的に取り入れてみたり・・・むしろ真逆のことを色々とチャレンジしていました。

どんなことでもそうですが、一般に言われているような「常識」これを疑う…これも大事なのではないでしょうか。
表紙写真は、鹿児島駅前で敢えて逆光で撮影した1枚

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