地獄だった光系の営業想い出話

ブラック企業と戦うハセガワ！

2023年5月11日 12:54

最初に

みなさん！初めまして！私は元光戦士で10年にわたり数社ブラック企業を渡り歩き、ようやく。。。30代後半で解放された人間です。現在は老舗ハードウェアメーカーの管理職件広報として働きながらyoutubeチャンネルも開設しています。

今日は、様々なブラック企業を渡り歩いた中でも強烈だった光系のエピソードを語りたいと思います。

まず光についておさらい

皆さん、光通信と言う会社をご存知でしょうか。現在はだいぶホワイト化されたと聞いてますが、10年近く前はまだまだゴリゴリの営業会社でした。自社で製品を持たず、携帯電話、光回線、複合機など他社の商材を尋常では無い営業力で売りに売りまくる【圧倒的営業力】が武器の会社。

あまりの戦闘力と諦めない強い精神力、そして数字への圧倒的な執着など、経営者に必要なタフネスやマインドを習得できる場でもあるようで
相当な人数、独立し起業して成功している方が多いのも特徴ですね。

私がいたのは、そんな光本体からスピンアウトした人間が作った光マインド全開のゴリゴリコピー機押し売りまくり会社でした。

とにかく辛いテレアポ

入社後地獄の研修を終え洗脳を完了したライトニング営業達がまず行うのがコレ！地獄のテレアポ
（研修は別途ブログかきます。研修だけで3話くらい書ける。。）
さて、、、このテレアポが辛い辛い、冗談抜きで1日400件くらい電話します。鬼のように電話します。
中にはこんな風に手に電話機をガムテープで固定されている人間もいました。

そして400件電話してまともに話を聞いてくれる電話は片手で数えるくらい。。その中から決裁者をつかまえてアポにこぎつける。　マジで神業・・
しかも最初に電話出るの事務のおばちゃんが多く、突破するのがとにかく大変
さらに普段出入りしている業者を装う為に事務員さんが出て且つ社長が留守と分かった場合【情報収集】なるモードに切り替えます

■情報収集とは
電話口の事務員さん等に対して
「あー！すみません。。久しぶりだったのでちょっと確認したいんですが、コピー機の正面みてもらいたいんですが、、ロゴって〇〇のままですかね？」と聞いてコピーの機種を特定したり
「最近何枚くらいコピーしてます？」などの情報を収集し状況を聞き出す。

この情報収集、、、最初は、嘘ついて情報を聞き出すのに心を痛めたりしたんですが最後はゲーム感覚でしたねえ。この情報を踏まえ再アタックする際にまるでお抱え業者の様なフリをしてアポを取るんです

アポらないと待ち受ける地獄

テレアポは朝の9時～10時と17時～19時がゴールデンタイムと呼ばれていました。これはターゲットとなる小さい会社の社長がオフィスにいる可能性が高い時間帯だから

この10時までのアポを外すと・・マネージャーの顔がどえらい顔になり・・

マジでオフィスの中は。。地獄の様な雰囲気になるし。。キーボードやモニターは飛んでくるし、ガチギレされて罵倒されまくるわ・・・で
本当辛かったですね。。取れない時は23時くらいまでテレアポさせられたり・・・焼き鳥屋とかキャバクラとかに電話したり飛び込んだりしてました。

ブラック企業では長時間勤務と寿命を前借しての体力勤務がほとんど。。。転職活動ができず、耐えきれず辞めて・・お金が無く・・仕方なくすぐ受かるブラック企業に再就職・・みたいなループに陥りがちです。
ブラック企業勤務こそ、勤務中に転職活動をやるべきだと考えます
そこでおすすめはエージェント型の転職プラットフォームです。
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アポっても地獄、、即決営業

で・・・アポったら幸せかと言うと、、そうでもなく
アポって訪問した先が、これまた地獄、、、、、、
なにせ不要な100万円以上する複合機（コピー機を）を売りつけるわけですから、その日の内に契約までこぎつけてハンコをもらって逃げる必要があるからですね。。
これ後日、検討します・・って言われて時間を空けると絶対に契約してくれません。
だって・・・・いらないんだもん・・

当然のごとく、いらない！と追い出されるのですが・・追い出されてからが本番
ここで伝家の宝刀【入り直し】が牙を剥きます。

入り直し

【入り直し】とは、追い出された後、マネージャーに電話で報告するとほぼ100%こう言われます。
「てめえ、気合が足りてねえから追い出されるんだろうが！もう1回入りなおして営業してこい！」
そう、追い出されてからのリトライです。
そしてちゃんと入りなおしたかどうか、営業中にちょこちょこマネージャーから電話が入ってきて、時には客に電話を代われと言われます。

商談中、社内の電話って基本取りませんよね？この世界ではマネージャーの電話を取らないと打ち首獄門になるので、営業達は、お客さん目の前でも平気で電話を取ります。。。今思うと滅茶苦茶だったなあ。。

粘りの営業

しかし、入り直しが全力かと言うと、、残念ながら違うんですねぇ・・・
ここから先がリミットブレイク技である【受注するまで帰らない】と言う最終奥義が発動します。

信じられます？相手がハンコ押すまで絶対に帰らないんですよ。。
相手が限界を迎え、、もういいや。。わかった買うよ。と言わせるまで
帰らないんです。。
ちなみに私は、15時に入って23時まで粘った事があります。。
それでも受注できない時があり、、受注できないと電話でマネージャーに1時間ほど説教され、翌日オフィスでまた公開説教されます。

このあたり、、マネージャーの怖さを再現してる動画もありますので
もし興味があれば

月末

こんな日々を毎日繰り返すわけですが、、未達時の月末は本当にこの世に存在する会社なのか？と言うくらい雰囲気が異常な状態になります。
罵詈雑言、胸ぐらを掴む、モノが飛ぶは当たり前となり、、未達の人間にとっては辛すぎる期間になります。
一方で達成している人間には害が及ばない為、ストレスはほぼ無い。
なので本当に数字が全て、数字が命なんですね。だからでしょうけど、独立してから成功する人が本当に多いように思えます。

最後に

私はずーーーっとブラック企業にいました。シャレにならなかったのは辛すぎて辞めて、、仕事を捜すも貯金が尽きそうなので、、慌てて転職
そこも結局ブラック・・と言うループでした。
採取的にはヘッドハンティングされて今の会社に勤務する事になりましたが
その際に思ったのは、会社辞める前にちゃんと転職活動しておかないとダメだわ…と言う事でした。
と。。。言ってもさすがに、、毎日クタクタで活動できないですよね。。
そんな時、良いと思うのがエージェントタイプの転職プラットフォームでしょうか。