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ロール

表彰式の時に
[ダン!ザーーーーーーーーー・・・タン!]
の「ザーーーーーーーーー・・・」の部分ですね。スネアドラムを超速で連打しているような演出で良く聞くと思いますが、あれを実際に生で演奏してる様子はご存知でしょうか?

ものすごいスピードで腕で連打している、と思うかもしれませんが、実際には2つ打ちの加速をさらに早く、ストロークの幅も細かくした「オープンロール」と、

スネアのヘッド(打面)とスティックの弾ませ具合を手で調整して、1回の腕の動作で2回以上叩いているからあんなに細かく鳴らす「クローズドロール」がございます。式典、表彰のロールはこちらのロールが主に聞くかと思います。

良くロールのレッスンで話すイメージは、ボールを落してバウンドが細かくなった時や、砂を斜めに傾けた時にザザ〜と流れてるイメージを良く話します。

ただ、ロールをはじめ、早く叩こうとすると、自分の中では脱力してるつもりでも無意識に力ずくで演奏している人がいます。

こればかりは、どんなに丁寧にな説明や、お手本を見せてイメージは付いていたとしても、自身の身になるまでは積み重ねが必要かであること。さらに一人の判断では間違った奏法を覚えてしまうリスクがあるので、はじめてばかりの一人は定期的にレッスンでチェックいただいた方がいいですね。

一つ言えることは、ロール、加速に躓いた場合、是非一度ゆっくりからの演奏の練習を振り返ることをオススメします。これは、またふり出しに戻った訳ではなく、再度ゆっくりから見る方が自分でも確認しやすいので、進歩している証拠であるのです。

明日はこの振り返りを僕なりのイメージについて書いてみましょうかな?

今日も良き楽しい一日を!
黒帽子の達郎

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