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図解まるわかり メタバースのしくみ【読書感想文】 新しいVisionで新しい世界を

★★★★★
Amazonでレビューしたものです

全体像から基礎的なしくみや新しい技術まですべて図解
確かな知識がつく「使える教科書」

【内容紹介】
2021年Facebook社が突如メタバース宣言を行い、一躍メタバースという言葉がバズワード化しました。
メタバースという言葉や概念自体は決して新しいものではなく、古くから小説やSF映画ではたびたび未来のイメージとして描かれてきました。
それが5G、AI、IoT、ブロックチェーン、VR/ARといった技術革新とともに、期待されているのだと思います。
本書では、今の技術での“現実的なメタバース”と、技術や法整備などの観点から“今は現実的ではないが未来のメタバース”という予測も交え、見開きで1つのテーマを取り上げ、図解を交えて解説しています。
最初から順に読んで体系的な知識を得るのはもちろん、気になるテーマやキーワードに注目しながら読むなど、状況に合わせて活用してください。

【目次】
第1章 メタバースの基本
第2章 GAFAMやゲーム業界とメタバース
第3章 メタバースとWeb3.0
第4章 メタバースを表現するグラフィック
第5章 メタバースを作るプログラミング
第6章 オンライン通信とサーバー
第7章 メタバースを体験する方法とそのしくみ
第8章 ビジネスにおけるメタバースの活用法
第9章 メタバースのこれから


1.メタバース=オンライン上でつながった仮想空間

少し前から名前を聞くようになったメタバース。
メタバースとはなんぞや、という話ですが、この本によると上記の定義になるそうです。

”PCやスマートフォン、VRやゲーム機などさまざまなデバイスを通じて、世界中の人たちがオンラインで共通の仮想空間にアクセスできるシステムや世界観のことをメタバースと表現します”

これは結構イメージできる人できない人が分かれると思います。
普段からゲームをやっている人は肌感覚でわかりそうですし、そうでない人には何のことやらって感じですよね。オンラインゲームとか知らない人と協力して敵を倒すゲームとかあるみたいです。そんな感じで別々に暮らしている人がオンライン空間で一緒になって何かやったりみたりするものという感じです。(私はあまりやらないので、想像になりますが)

このメタバースについて、メタバースとはなんぞやから、現状、今後の発展について解説した本になります。

2.Apple Visionを利用して


先日Appleがアメリカで、Apple Vision ProというVRというか空間コンピュータを発売しました。


もちろん高くて手に入れられませんし、手に入れたところで技術的にはまだまだ使い物にならないでしょう。
でも未来への一歩になったと個人的にはとてもワクワクしていますし、早くメガネみたいに軽く薄くなって、日常で使えるようにならないかなあ、と期待しています。
そうして、メタバースをApple Visionで利用できるようになるといいなと思っています。


ちなみに、
VR(仮想現実)=メタバースではないようです。


メタバースはオンライン上の仮想空間のことで、PCとかスマホからも経験できます。VRはその仮想空間につながる手段の一つです。
VRについても全てメタバース用ではなくて、メタバースに利用されたり、他に利用されたり、です。
VRで現実の部屋に購入予定の椅子をおいたらどうなるか、とか見ることができたりするようです。
あとは、アトラクションとかでしょうか。


3.「ネットは広大だわ...」


メタバースを利用する動きは役所でも広がっているようです。

私は、メタバースが一般的になって、仕事は在宅が一般的になって欲しいと思います。
VRをかぶって、職場のメタバースに入り、仕事をして外して戻ってくる感じです。通勤不要、万歳ですね。

プライベートでも、集まりに参加するのもメタバースとか。
遠くの人と今はテレビ電話ができますが、メタバースのリビングに座って、全身が見られて会話できるようになってほしいですね。
それにメタバースで、芸能人のライブとかできるといいなと思います。

他には、繋がらなくていいので、ネット空間に書斎があるといいなあと思います。見渡す限り本棚で、手に取って広げて読むことができる。。。
もちろん電子書籍ならその都度ダウンロードしてVisionで見ればいいので必要ではないのですが、本に囲まれた空間にいるという体験を仮想空間でいつでもできるようなるといいなと思っています。

いやあ、夢は広がりますねえ。


著者:波多間 俊之 (著)
ASIN ‏ : ‎ B0B62R6VXX
出版社 ‏ : ‎ 翔泳社; 第1版 (2022/9/7)
発売日 ‏ : ‎ 2022/9/7
言語 ‏ : ‎ 日本語
ファイルサイズ ‏ : ‎ 86722 KB
本の長さ ‏ : ‎ 340ページ

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