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私が母乳信仰に囚われたワケ

10年ぶりの妊娠は、
胎児発育不全の診断を受け、1,359gの極低出生体重児の出産という思わぬ方向へ…
NICUに長期入院でも母乳育児を諦められない…
こんな母乳信仰に囚われてしまった背景をご紹介します。

この記事に目を通してくださったみなさん❤️
みなさんの大切な人が
私にナラナイように見守ってほしいです✨

母乳ってそんなにエライ!?

一人目の産後、
母乳でもミルクでもどっちでもいいけど、母乳ならミルク代かからない❣️ラッキー❣️
くらいの気持ちでした。
意外と分泌がよく、息子も飲むのが上手だったので、そのまま完母の道を進みました。

当時、私の母は、
おっぱいがたくさん出て良かった
母乳に良い食べ物を!
と、私の母乳分泌が良いことを喜び、
母乳に良いとされる食べ物をたくさん用意してくれました。

周りの知り合いにも母乳が出て本当によかった、と、口にしているのを何度も聞きました。

息子が外出できるようになった頃には、
知り合いの方から
「母乳?」
「そうです。」
「やっぱり赤ちゃんには絶対母乳よね。」
なんて会話も何度もありました。

当時はなんとも思いません。
そうか、母乳ってすごくいいことなんだ…
それくらいに思ってました。
健康に生まれた子だったし、初めてでよくわからなかったし、母乳もとってもよく出ていたから…
そんな時、
人は人が放った言葉に違和感は感じづらいのだと思います。

でも、二人目も卒乳して…
思うこと…
母乳ってそんなにいいこと?
そんなに偉いこと?
ミルクの何がいけないの?
母乳とミルク栄養の差なんてないでしょ

と、心から叫びたいのです😅

二人目で変わったキモチ

二人目の産後…
母乳にそこまでこだわったわけではないんです。
でも、
息子の時に経験した母乳最強説
完全にこれが私のナカに浸透していて…

1,359gで産んでしまった娘…
私が母としてできることは母乳を届けること😤

こんな思考回路になってしまっていました。

でも、そう簡単にはいきません。
なんせ赤ちゃんは病院
直母出来たのは生まれて1ヶ月は経過していました。
搾乳機だけでは限界があるのです。

母乳最強説に完全に囚われていた私は、
息子の時のような有り余るほどの分泌をしないことに焦りや不安を募らせとてもストレスでした。

母のことば

母は、一人目の時同様に接してくれました。
母乳が出ていることを良かったと喜んでくれました。
母乳に良いとされる食べものもたくさん準備してくれました。

でも…
一人目の時とは、
私の中で受け取り方が違うのです😅

こんなに苦労しながら搾乳してるのに、
どうしてそんなことが言えるの?
母乳に関して何も言わないで…
その一言が、母乳にしなきゃと、
私をどんどん鎖で締め付けていく…

こんな風に心の中で思っていました😅

母は、別に悪くないのです😅
私が勝手に固執したまでの話です。

でも❣️まぁ❣️
母乳は、赤ちゃんにとって1番だ❣️
なんて、私はヒトに絶対言いたくありません。

受け取り手によっては、それが
その人の中で大きすぎる存在になってしまうんです。

囚われの身から解放されて

強力な母乳信仰に終止符を打つまでには、本当に時間がかかりました😅
どんな道をたどったのか…
また別記事に記録します❤️

最終的には、
完母→混合→完ミ→卒乳
と、辿りました🍼

ミルクのなにがいけないの?
娘はいまだに風邪をひいたことはありません❣️

完母のおっぱい星人だった息子に負けないくらい❣️
娘に愛情をミルクで渡しました😊

出ないなら…
ミルクで十分です❤️

大人になった時…
私はミルクだったから親を恨んでる、
愛情をもらっていない
なんて親をせめる子どもはいません😅
それどころか、
自分が母乳だったか、ミルクだったかすら知らないのです🤣

結局❣️
母の自己満です😅

どうか…
私のようにならないで😅

どうか…
あなたの大切な人が苦しい道に進まぬよう、見守ってあげて✨

こう願ってしまうのです。








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