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丸の内受付嬢は随筆家志望

2024.4.24

私は、作家になりたい。
数年前からそう思い始めた。
きっかけは何だったのかよく覚えていないのだけど、以前から本を読むことが好きで
月に20冊読むときもあったり。
流石に最近はそこまでは読めていなくて悔しいけれど、それでも常に何かしらの本は読んでいる。
というよりもオーディブルでの耳読書がほぼなので、”聴いている”と言った方が正しいのかもしれない。

特に好きなのは小説で
それもミステリー系が惹き込まれてわくわくしながら物語に入りこむ。
ほっこりするようなお話やエッセイ本も好きだけど、はまり込むようなものはミステリー系が多いと思う。

好きな作家さんだと
伊坂幸太郎さんやアガサ・クリスティーの本は
作者の名前を見て選んでしまうくらい好き。

どちらかというと不穏な世界観の作品が好みで、私もそんな小説を書きたい!と思い
何作品か書いてみたことがあるのだけど
読むのと書くのとでは大違いで
全然上手くいかなかった。

だけど、ゆるりと書いていたエッセイは
割と多くの方に読んでいただいたりして
あれ、もしかして私はエッセイの方が求められているのか、、?と思ったり。
だからといって、随筆家(エッセイイスト)になれるだなんて思い上がるようなことは全くないけれど、それでも憧れて、夢として持つことは自由だと思うので
私は随筆家として、自分の本を出版できる日を夢みてゆるくエッセイを綴っていこうと思う。
ゆるくじゃだめだと思うけど、どうしても性格がゆるすぎて、、。(さくらももこさんの作品の、コジコジに似てると何人かから言われたことがあるので、時々あんな性格なんだと思う)

そんな私は普段は丸の内のオフィスビルにある総合受付で働いている。
今年で5年目で、コロナ禍がまるっと重なっているのでなんだか空白の時間があるような気がするのだけれど
気が付いたら5年も経ってしまった。

ずっと受付をしていけるとは思えないし
この5年の間にも何回も転職活動をしてみたけれど、なかなか上手くいかなかったり
行きたい職場が見つからなかったりで
結局何も変えられないまま今に至るので
これからどうしようという焦りもありつつ
でもどうにかなるでしょうという楽観的な考えも持ちつつ過ごしている。

転職して何か違う仕事で、やりたいことが何もわからなくなり
今私がなりたいのは随筆家の他には思いつかないので、
とりあえずは今の受付で頑張りつつ
エッセイを書いていこうかな。
もしかしたら、他にこれ!というものが見つかるかもしれないし。

好奇心旺盛で、色んなことに興味を持って
挑戦したりするのだけど
興味が短期的なことも多々あって
また違うことやってるよ!と思われてしまうこともあるかもしれないけれど
読書と文章を書くことが好きなのはもうずっとなので、これは本当に好きなんだと思う。

丸の内受付嬢は随筆家志望。

ゆるく、よろしくお願いします。

#創作大賞2024 #エッセイ部門

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