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美人牝ウサギ闘魂注入

短編エログロ・ナンセンス小説エッセー

昨日の連続ツイート。

ローソンでノートパソコンを開いている。ちょっとアクセス出来るまであくせくした。スマホと違い、ローソンのサイトに接続するのに、能動的手動検索を必要とした。

今のワタシの日常は、自分の時間を最大限確保するのをファースト・プライオリティーにデザインされている。ヒトとの関わりはヒト並に好きではあるが、ヒトとベタベタするのは特別なヒト達とだけでいい。

少しお腹周りのムチっとしていて、気持ち色白で、働き者で女子友が多く、勝手に外に行って友達と楽しい事をして、3日に一度くらいだけ帰ってきてくれる、そんな女房を持てたら良いのだが、それはちょっと要求度が高すぎる。

一緒にテレビを見ようとか、睡眠時間は同じじゃないと嫌だとか、意味分からん甘えを演出しようとする女性は敬遠する。

人それぞれ生活の密度も疲れも違うし、オイラは昼型の夜型で、朝がた数時間だけ寝れば良いタイプなんで、一緒なんて無理っす。なので、3日に一度くらい帰ってきてくれて一緒に酒してご飯食べて爆睡する。それがいい。

セックスなんてめんどくさい事は外でしてこいよ。夫婦がセックスしたらそれ近親相姦じゃんよ。家族でしょ。

やめろ、そんな視線で夫を見るな。エロババーかオマエは。

ひえーっ妻に犯されるーっ(涙

まあ、ちゃんと良い仕事はするしご安心を。

でも3日に一度なんて、貪欲な。

オイラを早死させるつもりだな。

でもダイジョウブさそのへんは、

オレは射精せんでも満足する極意をとっくの昔に会得しとるんで。

ガクガクでガニ股で歩くはめになるぞ、このオババ。覚悟はいいか。

「か、堪忍、旦那様かんにんやでーっ。」

「うひひひひ、オレのこのイチモツを拝みやがれ。」

「ばっ・・・バカ、誰が337拍子なんてせいって、」

「え?」

「ああ・・・萎えた。」

「やっぱオンナは若くないとな。」

「殺気・・・ナニヤツッ!?」

ドアが開き、深紅のバニー・ガール衣装の女性が入場し。

後ろ手で静かにドアを閉じる。

「バニー。ヒト呼んで、キューティー・バニー見参!」

「ばばばばバニー!?バニーだとぉ、相手にとって不足はねえ。かかってきやがれ。」

「バニーイー・キーック!!」

「ぎゃー、丸見え、ぎえーっ!!」

「あイタタタタ。ちくしょう・・・・キューティー・バニーめ。あのアマー、覚えてやがれ。あばよ。」

キミ、ダイジョウブ?


* 備考:キューティー・バニー役、女優見当中、北側軽子、蜜縞火狩、他

緊急生中継ロシ・ラソ監督新作女優オーディション結果報告・記者会見会場映像

「・・・・スタジオの桃尻さん、現場の鬼原です・・・ええっ、今聞こえましたでしょうか監督のロシ・ラソー氏の厳しい表情とざわめく会場の雰囲気伝わっているでしょうか、スタジオの桃尻さん、この異様な緊迫した雰囲気見えますでしょうか、今ですね、ラソー監督がですね、「木更津ハニー」の役を演ずる女優は、シロートで、極秘に企画進行してきて・・・オーディションするまでもなく、すでに格闘技のトレーニングと、SM倶楽部で調教から女王様的感性習得の段階に入っていると、静かに説明されまして、テレビ朝日担当記者の質問、『いったい誰なんすか?』 に気を悪くした監督が黙り込んでしまいまして・・・ああそのようです、イーゼルが立てられパネルがそこに置かれ、監督とプロデューサー石野真子さんが両脇に立ちました・・・・。」

「え、監督を勤めますロシ・ラソーです。今回、なろうけいサイトにペンネームで投稿していた、スーパー・バイオレント・エログロ・ナンセンス・アダルト小説が石野真子さんの息子さんたっての強い希望で映画化されるにいたりまして、監督を本業にしているワタクシ目としては感無量なのであります・・・・・。」

会場、しーん。

徐々にヒソヒソ話しと、失笑を抑える大人の礼儀の気配が映像でも読み取れるようになる。

「・・・ああ、ラソー監督、みっともないですね。・・・中年オヤジがダラダラ鼻水垂らしながら泣きじゃくっています。見ている、こっちが恥ずかしい。
フルボッキ、フルボッキっていったい何を言ってるんでしょうか、あのジジイは。プロデューサーの石野真子氏も相当シラケているご様子です。
カメラのフラッシュのせいで会場の映像が真っ白ですよね、スタジオの映像に使えないなこりゃ、はは。」

「・・・ひんっひんっ・・・・らいじょうぶら・・・じんこ、深呼吸。深呼吸、男ラソーのフルボッキ、それだけがオレの魂・・・フルボッキ、深呼吸、フルボッキフルボッキフルボッキフルボッキ、イエス、ザッツ・ライト、フルボッキ千葉魂・・・ああ、そうかフルボッキ、魂の愛撫の乱交オナニー・バトルでフルボッキ・・・
えへん・・・。えでは、発表を。」

会場シーン。

一同シーン

NHK記者の生唾を飲むゴクリという鈍い音だけが会場に響く。

「では、フルボッキで発表します。

このかたです。」

ドーン!!

永遠の美魔女を自認されておられるこのお方です。

BGM・エンドロール

♪あ・笑ってえーぇ・ゆるしてへーぇ

fin.