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セレソンメンバー発表❕

こんにちは。
昨日ブラジル代表監督のチッチがカタールワールドカップに臨むセレソン26人を発表しました。まずは誰が選ばれたのか、そして個人的見解をお話ししたいと思います。
GK(3)
・アリソンベッカー(リヴァプール)
・エデルソンモラエス(マンチェスターシティ)
・ウェヴェルトン(パルメイラス)

DF(8)
・ダニーロ(ユヴェントス)
・ダニエウアウベス(プーマス)
・アレックステレス(セビージャ)
・アレックスサンドロ(ユヴェントス)
・チアゴシウヴァ(パリSG)
・ブレーメル(ユヴェントス)
・エデルミリトン(レアルマドリー)
・マルキーニョス(パリSG)

MF(6)
・ファビーニョ(リヴァプール)
・カゼミロ(マンチェスターユナイテッド)
・フレッジ(マンチェスターユナイテッド)
・ブルーノギマラインス(ニューカッスル)
・エヴェルトンリベイロ(フラメンゴ)
・ルーカスパケタ(ウェストハム)

FW(9)
・ペドロ(フラメンゴ)
・ガブリエウジェズス(アーセナル)
・ガブリエウマルティネッリ(アーセナル)
・ヴィニシウスジュニオール(レアルマドリー)
・ネイマール(パリSG)
・アントニー(マンチェスターユナイテッド)
・ハフィーニャ(バルセロナ)
・ロドリゴ(レアルマドリー)
・リシャルリソン(トッテナム)

GK
アリソンベッカー・エデルソンモラエス・ウェヴェルトン
妥当な選出だと思います。これまでの招集歴を見てもほとんどこの3名がセットで呼ばれているため1番予想がしやすかったポジションではないでしょうか。問題はスタメンにアリソンとエデルソンのどちらを使うかということです。両者ともに世界的名声を獲得しており、明確な能力差はありません。あとは監督の好みとチームとしての戦術にどちらの選手がよりマッチしているかだけです。圧倒的なシュートストップ能力を持つアリソンか、フィールドプレーヤーを凌駕するほどの足元も技術を持ちビルドアップに貢献するエデルソンか、チッチ監督はどちらを選ぶのでしょうか。(個人的にはアリソンの方が好きです。)

DF
ダニーロ・ダニエウアウベス・アレックステレス・アレックスサンドロ
ブレーメル・チアゴシウヴァ・マルキーニョス・エデルミリトン
自分が事前に予想した際にもこの8名を選びました。落選組にアーセナルのガブリエウ、ローマのイバニェスなどがおり豪華さが見て取れます。SB、CBともにトップクラブでプレーする選手を2人ずつそろえており、層の厚さは世界一だと思います。1つ気になるとしたら、左SBです。実力は申し分ないですが、2人とも所属クラブの調子に左右され万全のコンディションではないと思います。基本的にはテレスかサンドロを左SBで起用すると思います。ただ相手によっては日本戦で試したようにミリトンを右SBで使ったり、ダニーロを左に回す可能性もありそうです。チアゴシウヴァが健在の最終ラインは強度と安定感に優れ、崩壊する可能性は皆無でしょう。

MF
カゼミロ・ファビーニョ・ブルーノギマランイス・ルーカスパケタ・フレッジ・エヴェルトンリベイロ
監督が絶大な信頼を置くカゼミロとフレッジのユナイテッドコンビは今や鉄板コンビです。カゼミロの控えにファビーニョがいる豪華布陣で、90分通して強度が落ちることはなさそうです。注目は初選出となったニューカッスルのギマランイスです。ニューカッスル躍進の中心選手で、ボール奪取能力と前に運ぶ力に優れています。目立つ存在ではありませんが、玄人好みの選手だと思います。気になるのは中盤の人数とシステムですが、前線の選手を9名招集していることから433よりかは4231(442)の方が可能性が高そうです。今大会優勝を目標にしていることを考えると、チーム全体の中心となるカゼミロをなるべく早いタイミングで休ませられるような試合展開とベンチワークが鍵になりそうです。

FW
ネイマール・アントニー・ヴィ二シウスジュニオール・ロドリゴ・ガブリエウマルティネッリ・ガブリエウジェズス・リシャルリソン・ハフィーニャ・ペドロ
豪華絢爛、この一言に尽きるのではないでしょうか。絶対的支柱のネイマールに加え、CLを制覇したレアルのヴィ二シウスとロドリゴ、プレミア首位のアーセナルを主力として牽引するガブリエウコンビ、新天地で結果を残しているアントニー・ハフィーニャなど名アタッカー達がそろい踏みしています。メンバーの豪華さに注視して気づいていない方もいらっしゃるかもしれませんが、あのフィルミノが落選しています。それだけセレソンのアタッカーは充実しているという証拠です。9名選手がいるので一度ポジション別に分けてみましょう。右にアントニー・ロドリゴ・ハフィーニャ、左にネイマール・ヴィ二シウス・マルティネッリ、真ん中にリシャルリソン・ジェズス・ペドロといった具合でしょうか。複数ポジションをこなせる選手が何人かいるので厳密に上記のようにはならないと思いますが、だれが出ても点が入りそうなメンバーですね。個人的にはネイマールの起用法が気になります。基本は左SH(左WG)でのプレーとなるでしょうが、ヴィ二シウスとポジションが丸被りします。得点力を完全開花させた若きジャックナイフをベンチに置いておくのはもったいなさすぎます。自分が監督ならネイマールをトップ下において、ヴィ二シウスを左SHとして起用しますかね。ともかくこのネイマールとヴィ二シウスをどう併用するのか注目されます。

全体総括
怪我やコンディション不良なども影響しているでしょうが、前回大会主力であったコウチーニョ・フィルミノ、また実力者のドウグラスルイスなどが落選しています。これらの選手が落選しているにも関わらず、物足りなさは全くありません。むしろ充実しすぎているくらいです。何か不具合が生じるとすれば守備の部分でしょうか。メンバーの問題ではなくて組み合わせや構築の部分です。今回アタッカーに守備強度の高い選手は皆無です。(日本でいう原口選手のようなプレーヤーがいないという意味です。)となると、中盤の選手(特にカゼミロ)にかなりの負担がかかる恐れがあります。攻撃の破壊力は世界最強ですが、押し込まれたり何度もカウンターを受けるシーンが増えると守備の歯止めがかからなくなり、かなり苦しくなるかもしれないと個人的には考えています。いかに攻撃と守備のバランスをとるかが大事になりそうです。

最後に
個人的スタメンと大まかなゲームプランを紹介します。
【フォーメーション 4-2-3-1】
         ジェズス
ヴィ二シウス   ネイマール   ロドリゴ
      フレッジ   カゼミロ
ダニーロ              アウベス
      シウヴァ   マルキ
         アリソン

スタートは4231ですが、可変システムを採用したいと思います。守備対応に優れるダニーロを左で起用し、事実上ダニーロ・チアゴシウヴァ・マルキーニョスの3バックにします。アウベスは一列上げ、常にカゼミロの脇でサポートしながらゴールに直接関わってもらう構図です。可変後のフォーメーションは下記のイメージです。

ビルドアップは3バック+カゼミロで組み立て、フレッジとアウベスはつなぎ役、残りはフロント4としてゴール前まで迫る構造です。攻撃時は334のようになり、守備時は442に戻るというのが自分の考えです。前線のタレントを十分に生かしながら、守備のリスクも考慮してこのような構造に至りました。(賛否あればぜひコメントお寄せください。)

ありがとうございました。




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