生きるのに向いていないこと

社会人になってからというものの生きるのに向いていないという事実に打ちひしがれている。

いや、社会人になる前からそうだったが、その事実から目を背けても、誤魔化しながら生きていける環境だっただけなのだ。
私は社会で生きるのに向いていない。

社会人になって学んだこと、それは、この社会は紛れもない競争社会で、常に他者を蹴落とし邁進しなければ殺されるということだ。
資本主義社会が競争社会だということはいくらでも教えてもらう機会があった筈だけど、同時に道徳の授業なんかで、弱いものを助けること、相互に助け合うことの大切さ等を教え込まれる。
無知な私は、それらを真に受けて、競争をして勝とうなんて下賤な考えで、みんなで協力して全員幸せにならなければならないとすっかり信じ込まされた。

だけど、本当の社会はそんなんじゃなかった。
勝とうとしないと殺される。
仕事というのはとても偉いものらしく、個々の人間性とか価値観なんて必要なくて、仕事なんだからという枕詞を使えばなんでもまかり通る。
仕事なんだから部下には怒って指導しなきゃダメ。仕事なんだからニコニコしてちゃだめ。仕事なんだから、やりたくなくてもやらなきゃだめだよ。
でも、人とは仲良くしなきゃだめ、笑顔が大事って教えられて育ったんだよ。どういうこと?

#仕事 #道徳 #とりとめのない話 #生きたくない

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