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Hello world!!

Hello World!
Hello world(ハロー・ワールド)は、画面に「Hello, World!」に類する文字列を表示するプログラムの通称である。多くのプログラミング言語において非常に単純なプログラムであり、プログラミング言語の入門書で、プログラムを動かすためのプログラミング言語の基本文法の解説例として提示される。 (Wikipedia 先生より)(……私には簡単ではありませんでした!)

私は、IT系の企業で働く会社員です。一応、技術者出身です。一応!!

だけど……昔から機械音痴でした。そうは言っても、「苦手だから!」と遠ざけてばかりもいられません。何とか頭を悩ませながら手を動かし、時には(本当に)涙を流しながら相対してきました。

今回のテーマは、「はじめてのインターネット」です。あなたにとっての「はじめてのインターネット」はどんな感じでしたか?私にとっては……『外網』!!まあまあ、読んでいただければわかります。

さあ、アナログな私についてきてくださいね!ご一緒に、ターイムスリップ!

高校生:はじめてのパソコン&インターネット~網?ふーん。~
我が家にパソコンが来たのは、4歳上の兄が大学生になったくらいだった気がします。私にとってはカラー画面で「7ならべ」みたいなトランプゲームができるすごい機械でした。

両親が夢中になって遊んでいたのを覚えています。私は、インターネットに対して、あまり興味が湧きませんでした。というか、よくわからなかったんです。「インター?ネット?外の世界?網?なんじゃそりゃ?」って。

大学時代①:レポート提出~Excelってなあに?Power Pointってなにさ?~
大学生になると、レポート作成にWordやExcel、Power Pointを駆使する必要がありました。初めてのレポートは、Wordで提出しなければならないところを、原稿用紙に手書きで丁寧な字で書いて提出(縦書きでね!)しました。

Excelで作らなければならなかったグラフは、手書きに色鉛筆でカラフルに色付けした資料をもじもじしながら、先生に「はい!」って提出したのを覚えています(「やってみたけど、やり方がわからなかったから、今回はこれで許してください!」って、真剣な眼差しできらきらと伝えたら、先生は許してくださいました。優しいなあ。)。

わからな過ぎて、宿題の途中、既に社会人になっていた残業中の兄へ電話をしたこともあります。「大変だよ!ぱ、ぱそこんがおかしいよ!!」って。(結局、兄では謎が解けず、兄の隣の席に座っていらした先輩が教えてくださいました……みんな優しいな!)Power Pointは、得意の手書きの紙芝居......で提出しようとしていたら、留学生の子にマンツーマンで教えてもらえた為、事なきを得ました(彼女はすごい)。

大学時代②:はじめてのFacebook~「退出=ログアウト」~
学校のプログラムで短期で海外に勉強をしに行くことになった時は、出発前に友人が離れていても連絡が取れるようにと、私にFacebookのアカウントを作ってくれました。だけど、彼は中国からの留学生で、私のアカウントは一時的に中国語表記になっていました。

ますますよくわからなくて、戸惑いを通り越して、混乱したのを覚えています。その時覚えた中国語は、「退出=ログアウト」ということでした。あの子はどうしているかなあ……

大学時代③:兄妹喧嘩~えいや!~
パソコンが原因で兄ともよく喧嘩をしました……せっかく教えてもらっているのに、いらいらして強制終了ボタンを押し、頭をすこーんと殴られて……そこから始まる醜い戦い……勝てるわけないのに、飛び掛かる!最終的に、父の背中の後ろが私のシェルター……っていう茶番が繰り広げられました、何度も、何度も。悪いのはだあれ?間違いなく、わ・た・し!

社会人:初めてのプログラミング~先生、何を仰っているのですか?~
そんな私も社会人となり、ひょんなことからご縁があったIT企業でプログラマーとして教育を受け、キャリアをスタートさせることができました。

新人研修では、リテラシーが低すぎて大変な思いをしました……例えば、先生が「はい、ウィンドウズボタンを押してください!」の指示で、同期が一斉に動き出した時、私にはそのボタンがわかりませんでした。何故なら、そのボタンは、私は「田んぼの田」と呼んでいたからです。(……はあ、窓ですか。我が家の窓はそういうのじゃないんですよ。)

他にも、教材の中の環境設定に関する説明の1文目で、「ツールバーの中にある○○を選択し……(本題は始まっていない状態)」って書いてあっても、その「ツールバー」っていうのがわかりませんでした。(……え、道具棒って何、何なの?)

だけど、マナー研修で「すぐに聞いてはいけません」と習ったから、「甘えちゃだめだ!」と、30分くらい悩んだ挙句、「先生、ツールバーって何でしょうか?」と質問して、やっと理解、次の2文目で引っかかり……私の苦しさをわかっていただけますでしょうか。毎日、半べそをかきながら、帰宅していました。

そんな私でも乗り越えられたのは、心にメラメラと燃える、謎のガッツと、周囲の慈悲深い、教えるのが大好きな方々のおかげです。「ほほう!」と人の話を聞くのは得意!聞くだけだけど!一瞬で抜けてくけど!

まだまだ積もる話はありますが、今回はこの辺で止めにします。

改めまして、Hello world!!
そして、今の私......大丈夫です。ウィンドウズボタンもツールバーもわかります。わからないことの検索方法もわかります。ブラインドタッチもできます。気が付けば、「わからなければ誰かに聞けばいい!」という図太さも育まれました。情報リテラシーも大事だけど、このわからない時は人に直接聞くっていう能力はもっと大事な気がします!

あなたにとっての「はじめてのインターネット」はどんな感じでしたか?私は……「インター=外」+「ネット=網」=『外網』!!でした。……想像力豊かな超アナログ人間の発想だなあ、と我ながら思います。

お付き合いいただきありがとうございました。

編集:円(えん)

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