見出し画像

言葉になっていないものを言語化するということ

占星術の学びについて書こうと思って始めたnoteですが、今日は数秘術のことが急に書きたくなりました。昨日とても素敵なご感想をいただいたからです。

先日なおちゃんとのコラボで開催した「数字サイクルのお話会」のご感想をくださった八百屋の実さん。

わかってるんだけど、言葉になっていないことを言語化してくださる方とお話するだけで、ものすごく頭の中が整理されて明確になっていく

数秘をされているので私の認識できていない私の特性を踏まえてのお話をしてくれることで、点と点が線に、面になっていく

八百屋 実さんのインスタグラムより

私たちが話すことを静かに聞いてくださって、そこでの気づきをご自分の言葉で語ってくださって。おそらくご自分の深いところに何度も潜っていらっしゃったんじゃないかと思います。

言葉になっていないことを言語化するということ

鑑定やセッションで何を大切にしているかは人によって違うけれど、私は感想に書いてくださったように「言葉になっていないことを言語化すること」そして「点と点を繋いでいくこと」をとても大切にしています。

同じ数字のお持ちの方であっても、その数字に対する説明や解説をする際に使う言葉は全く違うんですよね。

どの言葉だったら届くのか、この数字のどの側面を知ることが必要なのか。さらには「今」その方がどんなプロセスにいらっしゃるのか。見極めが大事。

「言葉になっていないことを言語化する」ということは、表現を変えれば、潜在意識の領域にある情報を顕在化させるということでもあります。

潜在意識下にあるものは通常自分では認識しづらいので、現実に映し出されることで私たちはその存在に気づいていきます。何かの悩みだったりトラブルだったりという事象を通じて、本来の自分の気もちや願いに気づいていくっていうことありますよね。

でも数秘術を使えば(正しくは潜在数秘術を使えば)現実に映し出される前にその存在に気づくことができるんです。「ある」と認識できるので、「ある」前提で現実が展開していくようになる。

私はここの部分での言語化が得意なので、数字と目の前の方との会話の中から深いところの情報を取り出して、それを言葉にしてお渡ししています。抽象と具体の階段を何度も行き来しながら、「今のその方」が受け取りやすい言葉にするのです。

今やネットや書籍で有益な情報はどれだけでも吸収できるようになりました。でも、どれだけネットが発達しても「今のその方」にとって必要な情報は、なかなか届けるのが難しい。そんなときに、やはりリアルな鑑定やセッションを活用してほしいなと思うのです。

数字は成熟していく

そうそう。数字ってね、成熟していくんですよ。

たとえば私はLP7(ライフパスナンバー7)という数字を持っていますが、この数字が未熟なときは、

  • 批判的

  • 厳しい物言い

  • 完璧主義

  • 言葉足らず

  • 孤高

といった側面が出やすいです。

それがコミュニケーションにおけるトラブルに発展しやすいし、自分自身がこの性質の扱いがわからずに持て余す。あるいは自分のことを責めたり嫌いになったり……。つまりは自分の持っている性質が悩みになりやすいのです。

(自分を責めたり嫌いになったりと書いたけれど、それが転じて人を責めたり嫌いになったりにも繋がりやすい)

でも数字が成熟していくと、

  • 批判的→的確な批判精神を持ち、上質な問いを持てるようになる

  • 厳しい物言い→物事の本質を見抜き、伝えることができる

  • 完璧主義→粘り強い探求が、革新的な発想やひらめきを生む

  • 言葉足らず→思慮深さに基づいたこだわりある表現を手にする

これはあくまで一例ですが、こんな風に自分の持っている性質がだんだんと育っていきます。

ほんとうは素晴らしい武器を持っているのに、使い方を知らずに自分や他者を傷付けてしまった経験ないでしょうか。(私は数えきれないくらいある。今だってあるw)

数秘術の鑑定やセッションは、自分が持って生まれた武器がどういうものかを知り、適切な扱い方を身に着けていくプロセスのようなもの。最初はやみくもに振りかざすだけだった武器も、その扱いに慣れていけば、自分を守り、自分を成長させてくれる貴重な存在となっていくのです。

もっと言うなら、武器だと思っていたものが、実はお宝だったと気付く、みたいな。そんな成長のプロセスをご一緒している感があります。

だから、画一的に書かれている占術だけではやっぱり賄えない。どちらかというと一般的な書籍やサイトには「その数字の最終形」が書かれていることが多いのです。

そうなると「今の自分」に合致しづらいから、「ある」と認識できない。だからそれにそった現実が展開されないというスパイラル。いかにそのときのその方に適した言葉を渡すということが大切か、ということですよね。

実さんも書いてくださっていますが、私のところには、背中を押してほしい方、そしてご自分の感覚の答え合わせをしたい時期の方がいらっしゃってくださることが多いです。

なんとなく居心地が悪いと感じているということは、その逆の面も、もうすでに見えている、感じているということ。そこを数字を通して一緒に見てみましょうかっていうのが私がお届けしているものかなと、今回ご感想をいただいて改めて思いました。

その感覚をとにかく大切にしていただきたいなと思いますし、そこで1歩前に進む勇気が、実は1歩どころか10歩も100歩も前に進む力を内包しているということを、ぜひご自分の身体で確認しにきていただきたいと思っています。


などと言いながら、インスタでもnoteでもご提供するメニューの整理ができていない(涙)ここちゃんとやろうね、私。

ちなみになおちゃんとコラボの数字のサイクルのお話し会は、来年1月にふたたび開催予定です!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?