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YLÈVE

皆様こんにちは。
現役ファッションデザイナーのYOです。
現在、BLOOM&BRANCHのブランド"phlannel"にてデザイナーをしています。


日々の気付きやファッションに関わる事を書いていきます。


今回はYLÈVE(以下YLEVE)というブランドの凄さについて話そうと思います。



YLEVE(イレーヴ)というファッションブランドをご存知でしょうか。



服の基本を大切に。素材の質感、シルエット、仕立てのこだわり。上質とシンプルを徹底しながら、今の気分を表現する。

をコンセプトに洋服を展開しているブランドです。



デザイナーである田口令子さんは、上質なスタンダードの中に、時代の雰囲気や気分を盛り込み、今もその先もずっと長く着ることができる服を作っている。 シンプルだからこそ、際立つ上質な素材や仕立ての良さ。 糸から厳選し、オリジナルの生地を開発。 カッティングやディテールへのこだわりが、「イレーヴ」ならではの着心地を生み出しています。


2018年よりスタートし、現在はメンズコレクションも展開。このメンズがすごい。


今回はBLOOM&BRANCHでも取扱のあるYLEVEのメンズアイテムだけにフォーカスして書きます。



こちらのシャツ。よくあるストライプですが色が独特だと思いませんか?



そうです。オーバーダイです。


あのシャツ地の老舗"THOMAS MASON"生地をなんと後染めで仕上げているのです。


この凄さって全くピンと来ないと思いますが、THOMAS MAISONと言えばメンズでは割と流行り切ってしまった素材なのです。特にストライプはよく見るピッチで見る人が見ればそれだとわかるくらい。


メンズではGraphpaperがこの生地を使い始め、JOU RNAL STANDARDやUNITED ARROWS等大手のセレクトがオリジナルブランドで展開し、メンズ界隈でマス落ちした素材と言えます。


YLEVEは"敢えて"このストライプにひと工夫して新しいシャツを産みました。


このセンスには感動しました。


僕は生地選びの段階でTHOMAS MAISONを避けていました。ブランドで避けていたというようなニュアンスです。


反省です。
既に在るもの、蔓延したものだとしても工夫次第で生まれ変わるのだと。


もしかしたら女性デザイナーならではの感覚かもしれないですね。


メンズデザイナーなら避けていた生地かもしれません。


もちろんTHOMAS MAISONの生地はメゾンブランド等も使うような高級生地です。しかし割とお手頃な生地値のものもあります。


料理とかもそうですが、既にあるものにひと工夫して新たな価値観を創る大切さ。
応用力の様なものをYLEVEに学びました。


そしてこのYLEVE、色使いがとても素敵です。今季のメンズは中間色使いが印象的でした。すこしグレーがかったブルーやベージュなど上品なカラーリングが素敵でした。

クリーム色のCPOシャツ
ブルーグレーのセットアップ

レディースでは既に人気でしたが、今期始まったメンズも飛ぶ鳥を落とす勢い。
こちらのデニムは即完売でした。

アイスブルーで綺麗な発色


メンズでは根強い人気、AURALEEやLemaireの服とも相性抜群です。


phlannelも負けないように頑張ろうと思います。


23SSは旅行に馳せる思いから少しリゾートっぽい表現が気になっているので色やデザインで遊んで行きたいなと思っています。


phlannelは基本ほっこりな感じが多いですが少しその表現からは離れそう。


楽しみにしていて下さい!


タイムリーな情報なのですが、大人気のnamachekoのMANNI denim jacketがプレセールにかかってました笑。


他だとプロパー完売の所もあると思うので探してた方は是非行ってみてください。


ケミカルブラックのSを探していた僕は買いました。笑
有楽町阪急メンズのガラージュD EDITというお店です。
各一入荷らしいのでお早めに。


因みに今年の夏くらい迄は結構お店に立ってますので是非、BLOOM&BRANCH東京店にお越しください◎
沢山話をしましょう。カッコ良くおしゃれなスタイリングを貴方のために組みますよ!


コメントや、instagramでDM貰えれば、ご対応します!実際に来てくれた方も数名いらっしゃいます。嬉しい限りです。


良かったら、instagram、WEAR覗いてみて下さい◎
毎日更新中です。

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