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スーパーの花、百合、薔薇、デルフィニウム、カーネーション、水切りをして短くなったら組み合わせを変えて、まだまだおしゃれに楽しむ

暮らしの花研究家、ブルーミングジョイの岸です。

長年フラワーアレンジメントサロンをしてきました。
もっとお花を身近に!をテーマに、スーパーやお花屋さん、ネットショップでのお花の選び方、オシャレな花あしらいのコツを発信していきます。

さて、前回投稿したスーパーで買った花。その後の報告をしたいと思います。

高温の季節は、頑張って毎日水切りを心がけていたのですが、どんどん短くなっていきます。

以前記事にしましたが、お花を長持ちさせるためには、お花のお手入れは欠かせません。
新鮮な水替えと、水切りは大切なお手入れ。でも回数が増える度に長さが短くなってきます。
そうすると、花と花との長さや、器とのバランスが変わってしまい、どこか変だなあ。。という時があります。
そんな時の解決法は、組み合わせや器を変えたり一種類だけ飾ってみるのも手です。

水切りで短くなった花は、組み合わせを変えてみる

デルフィニウムは水切りを繰り返していると、かなり短くなり、百合とのバランスが取れなくなってきました。

最初の組み合わせ

                 ↓

カーネーションを短めに主役にして、後ろからふわっとデルフィニを添える

名脇役のデルフィニウムは主役をカーネーションに変えて小さく組み合わせる

初日にバラと合わせていたカーネーションを主役にして、後ろからふわっとデルフィニウムを添えます。
淡い紫と合わせると、涼しげで爽やかな小さなテーブルフラワーができました。
短くなったデルフィニウムも主役の大きめの百合から丈の短いカーネに変えるだけで、バランスはばっちりです。
色彩関係はお互いを引き立て合う補色関係ですが、トーンが淡いので優しく、爽やかなイメージになります。
因みにカーネーションのパステルグリーンはどの色とも相性は良いので難しく考えずに、色々合わせてみられることをお勧めします。

サイズが大きめの百合は小さな葉を添わせて単独で飾る


一方、百合は次から次へと花を咲かせ、一本でも十分に華やかに。
玄関先のジャスミンの葉を合わせて流れるラインを作りました。
百合の向きに合わせて下から同じ方向から添わす様に入れるとこのラインを作ることができます。
アイビーなど、他のツタ系の葉物でも同じ感じになると思います。

葉は百合の向きに合わせて垂らすように活けます

赤いスプレーバラは小さな瓶に移し替えて

前回紹介した購入した日のもう一つの花あしらいです。
ピンクと赤い薔薇、グリーンのカーネーションの組み合わせ。
このカーネーションは上のデルフィニウムと合わせた花です。

買った日にグラスに活けた状態

                 ↓

赤いカーネーションだけをジャムの瓶に

ピンクの薔薇は早々に終わってしまったので、赤い薔薇だけを単独でジャム瓶に。
ピンクの薔薇が早く終わったのには理由があります。
その理由と、良い買い方にはポイントがあるのでそれは次回に記事にしますね。

長持ちした順からみる、夏にオススメ持ちの良い花、高温に弱い花

楽しめた期間は全体的に約1週間でしょうか。

長持ちチャンピオンはカーネーション。


一番長持ちした順はカーネーション、デルフィニウム、百合、薔薇
カーネーションはやはりもちの良い花。
最近では色んな品種が出回り、色もニュアンスカラーなど全体をおしゃれに見せてくれながらも、とても強いお花です。長く楽しめるので夏にはオススメです。

今回一番早く弱ったのは薔薇

バラは美しいだけに長く楽しみたいですが、残念ながら高温に弱いです。
だからこそ買う時にはハリのある新鮮なものを選んで下さいね。
持ちに差がつくのは間違いありません。

次回は、選び方についてお伝えしたいと思います。

今回は、水切り繰り返しながら、短くなった花の組み合わせの変え方、飾り方の一例を紹介しました。

ご訪問ありがとうございました。
今日も花のある暮らしをお楽しみ下さい。

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