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おやすみ前によく聞く英語のフレーズ"Good night, Sleep tight !" の由来がわかった!

先日出かけてきたあるカントリーハウスで、
普段よく聞く英語のフレーズとその言葉の由来が「なっとく!」と結びついた瞬間があり、
そんな小話を共有してみたいと思います。

いとおしい我が子や家族が寝室で眠りに入る前によく使うフレーズ。
"Good night, Sleep tight ! "

英単語 tight の一般的な意味は、ぴったりした、堅いとか
/ひもなどが/ピンと張った、強く引っ張った などのがありますが、
上に書いたフレーズの意訳は、
こんな感じ-「おやすみ、ぐっすり寝てね!

言いたいことは伝わりますが、この tight は、いったいどこからきたの?
っと、ずっと気になっていました。

そして先日、あるカントリーハウスに出かけて、実際にフレーズの由来になったものを見て、
わぉ、やっとつながった!と一人で感激していました。

その見たものとは、コチラ⇩


普通のベットではないんです。

その部分を拡大してみると、コチラ⇩

見えますか?

このベットのマットがあるあたりの下のところに、紐が見えますか?

中世のロープ張りのベッド。
これらのベッドは、スプリングの代わりにロープを使い、マットレスの下にロープをしっかりと結んでマットレスを固定する必要がありました。

ロープがゆるければ、マットレスが不安定で心地よい睡眠が出来ない。
ということで、この
"sleep tight " というフレーズは、
このロープを固くしっかり締めるというところからきているようです。

sleep tight(ぐっすり眠れる)」というフレーズの背景にあった、
中世のロープ張りのベッドにまつわる話。


実際に、本物のロープを使うベットを見て、
頭の片すみにあった1つの疑問が
解けた瞬間。👏👏

お子さんに、"Good night, Sleep tight ! "
と、声がけをしてあげる時に、
ぜひ、このベットを思い出してみてください。
そして、よかったら是非この写真も見せてあげてくださいね。

ちなみにこちらの家は、イングランドの北部、ウエスト・ヨークシャーにあるタウン、ハリファックスにあるお屋敷。

BBCの【Gentleman Jack】というドラマの舞台でもあるお屋敷です。ドラマをみて訪れたらしき観光客の方に混じりながら(私はまだみていないので)、ものすごくきれいな状態で保存、保管されている建物や家具、多くの荷馬車などをじっくりみてきました!

旅好き我が家。英国各地に残る多くのカントリーハウスやさまざまな歴史的建造物、山歩き。かなり各地に出向いています。
こちらでもたまに旅先の学びを綴る予定です🤗

最後まで読んで下さりありがとうございます✨

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