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地球温暖化と今年の夏

今年の夏は、本当に暑かった…。
生まれも育ちも北海道の私にとって、一昔前までは
「本当に暑い日は数日」「お盆を超すと涼しくなる」
が常識だった。
しかし、今年の夏はずーっと永遠に続くのではないかと思うぐらい暑かったし、お盆を越しても涼しくはならず、エアコンのない実家では高齢の家族が地獄を味わっていた。
 
身近に地球温暖化は迫っている…と実感した。
 
考えてみれば「地球温暖化」という言葉は、私の中ではニュースで聞いたり読んだりするだけの言葉で、実感を伴ってはいなかった。
つまり、痛くもかゆくもなかった、他人事の出来事だったのである。
しかし、ひどく暑い夏を実感したことで、ニュースの言葉が実体を伴って経験にぴったりと重なったのである。
 
こういうことはよくあることで、ニュースは、深刻な内容であっても他人事のように今までは感じていた。
バブル経済が崩壊しても、アベノミクスが日本経済を立て直そうと四苦八苦しても、リーマンショックで株価が下落しても、あまり実感がなかった。
しかし、コロナの流行が生活習慣を変えたし、ウクライナで起きている戦争が、確実に日本の物価を跳ね上げた。
ニュースの中の出来事は他人事ではなくより現実に迫ってきている。
 
だからこそ、ニュースは正確でなければならないし、垂れ流された情報の中から「正しいニュース」を選ぶ力を、我々は持たなければならないと強く感じる。

#ニュースからの学び

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