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0177 特技は元気の演技

眩暈、息苦しさ、頭痛、胃痛、生理不順。
これらに対応する処方薬、市販薬、飲んで今を維持しているわけだが、会う人みんなに「元気そうで安心した」と言われる。
このため、今後特技を聞かれたら、「元気に見える演技をすること」と答えていいのではないかと思った一週間だった。

きっとそういう人はたくさんいるだろう。
自分も、知り合いや友人の、小さな変化を見逃さないようにしたいと思う。
顔色であったり、ふるまいであったり、そんなものはあてにならない。
そんな、表に出るような体調不良は、声掛けする前に大問題であるし、誰だって、「自分は元気がないんです」なんていうはずがない。

あぁ、どこまで言っても、私たちは「姿勢」なのだと思う。
いや、趣味で、日本軍関連の本を読むのであるが、いつだって軍隊批判が目につくのだけれど、何一つ本質は変わっていないのだ。
怖いくらい、変わっていない。
右も左も、何も変わっていないのだ。

身近な例で、私は今春の異動の際、前任から部下らの悪口めいた日記を引き継がれた。
読めば読むほど「何をそんなに察してもらいたいわけ?」「察してもらえないと自主性がないわけ?」と不思議でならなかった。
てめえのリーダーシップなんてどこへやら。
表に見える姿勢が大事なのである。

あほらしい。

これで、いくら東京都が、英語のスピーキングテストなんてやったところで、どうってことないだろうよ、と鼻で笑う今日この頃。

どうなるのだろう、この国は。と、来年小学生になる甥っ子の、無邪気な笑顔を見ながら、暗澹たる気持ちになる。
どうせ、我らがリーダーは、そんな先まで考えていないだろう。
自分の意識があるうちの、ご自身の批評を気にするだけだ。

姿勢ってなんなのだろうね。
求められたら、舌を出してみたいものだが。

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