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0118 花冷えの日

冷えるどころの話ではない。極暖ヒートテックを着る4月である。
やはり、ゴールデンウィークまでは、冬のコートは怖くてクリーニングに出せない。

本格的に転職を考えた一日だった。
先が見えた。
なんだろう、いろいろな人が自分の立場で言いたい放題、目的すらもへし曲げていこうとする、そのしりぬぐいを、このまま定年まで続けるのか、否!
と、思ったわけである。

不安定な時に頼る占いには、苦しさから逃げちゃだめだ、今年は試練の年、とある。
逃げちゃダメか…。やはり逃げなのか。
私は一回転職を経験している。その時は逃げたという気持ちと、同じく先が見通せなかったという気持ちがある。

今回も同じだ。
あれから20年、今の会社では20年経ったのだけれど、再び「このまま仕事を続ける自分の姿が想像できない」「逃げたい」を抱くようになるとは思わなかった。

今年1年、仕事が仕事で進めつつ、カウンセリングを受けてみたり、自分を見つめてみたりしてみようか。
今までそういうことをしてこなかったツケを、回収するのだ。

多分、我慢して、できないのを怒られ、文句を言われ、それらを右に左にといなしていきながら、たぶん肩書は一個くらい上がりそうだし、給料も悪くはない。
だが、自分の時間は削られ、メンタルを削られ、行きつく先には何があるのだろう。

「定年したら、ゆっくり趣味でも」と言って、定年間際に死んだサラリーマンの妻の投稿を見たのは高校2年生の時だ。
その時、ぞっとしたのではなかったか。

よーく考えよう、という歌がくるくる頭の中をめぐっている。

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