見出し画像

普段着物 長い袖丈にしたい人は要注意。

 こんにちは〜😊青野です。

 現在、普通にお仕立てを呉服屋さんや和裁士さんにお願いすると、袖丈は49センチになります。

 昔の和裁本によると、年齢によって変えている記述もあって、面白いです。

 先日、自分で縫った普段着は、台所に立って、袖が濡れないように短く(42センチ)しました。ちょっとだけ可愛い(私的に)普段着を目指して、おしゃれよりは、実用性第一にしました。

それでですね~、現在は、袖丈自由です。と言っても、自由だけど自由じゃないのです。

友達だけど友達じゃない♫
みたいでですよね😅
じゃあ、なんですか!と突っ込みたくなる貴女。もう少し、お付き合い下さい。

 長い袖丈は、ひらひら揺れる様は可愛い。
確かに可愛い。だけど、それを叶えるのは、条件があります。

 衿抜き気味、長い袖丈の着物を作る場合、(振り袖を除く)作りやすい体格、身長があると思っています。

作りやすいスタイルの人。
小柄、細身の方。

作りにくいスタイルの人。
高身長さん、ふくよかな方。(私も作りにくいタイプに入ると思います)

 衿を抜くスタイリングの場合、首周りの円周が長くなり、衿の布が長く必要がです。
あと、袖が長くなると、その分長く必要です。なので、リサイクル反物だと幅が小さい、短めだと、反物が足りない。ということがあると思います。新しい反物でも、産地によって幅が狭い物があります。

 おしゃれで着る場合だと、おはしょりは必須でしょう。やはり、反物が足りなくなります。

 で、どうしたらいいか?というと、反物を買う前に、

「袖丈を長くしたいので、どの反物が良いですか?」
と呉服屋さんに、聞くといいと思います。

あとは、織り師さんに、長め、広幅に織っていただく。(Xで綿織物を織って、発信されている方もいます。)

もう人は、洋服の布地を買って、和裁士さんに、縫っていただくとか。

どちらにしても、イレギュラーな仕立てになるので、本当は、なるべく事前に和裁士さんに相談したほうが良いと思います。
 (呉服屋さんによっては、販売の知識や経験しかなく、お仕立てに詳しくない店員さんも残念ながら、いらっしゃいます)

 せっかく、可愛い反物買ったのに、出来な言って言われた。とならないように。

😊ではでは~。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?