純邦楽⑪

本当に純邦楽は衰退し、最終的に滅んでしまうのか。

その点について今日から考えてみたいと思います。

まず、結論から言うと滅びません。たぶん(笑)。

その理由についてこれから考えていきたいと思います。

まず一つ目、いくら衰退していく音楽とは言え、それを守ろうとする人たちがいるからです。

藝大に「邦楽科」ってありますよね。これはやはり旧来の日本の文化を守ろうという意識が音楽関係者にあるからです。

まあこの辺は良く知られている話です。ただこの辺はそれほど知られていない話ですが、楽理科も邦楽器で受験出来るんですよ。自分、受けようかどうか悩んだ位です。ピアノで入る自信はないけど三味線なら、みたいな感じ(笑)。

邦楽科ではやはり「邦楽の専門家」にしかならないじゃないですか。

でもそれだけでは拡がりに欠ける、という意識があるのだと思います。そういう点で純邦楽楽器の演奏者に普通に普通の音楽を学ばせることには意味があるでしょう。

中からいくら変えようとしてもやはり無理です。だからこそ「外部」の力が必要であり、こういう試みには意味があると考えています。

自分達で新しいものを生み出せない方達にはやはり違和感を覚えますが、外部に助けようとする人達が確実にいる、そのことだけは確かでしょう。

ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。