ちょっと大きく考える
「自分は今、こんなことが、これくらいまではできる」と、自覚しているラインがはっきりとしているせいか、そこからはみ出すことが得意ではありません。
今度「文章で自分の仕事や将来性をアピールする」という試験を受けます。練習で書いたものを上司に読んでもらったところ「内容は間違ってないし、わかりやすいけど、インパクトに欠ける」という感想をいただきました。
「あることないこと、多少盛って書いたっていいんだよ!」
「もっと、自分がその仕事の『中心』となって動いているというアピールをするのがいいよ!」
と言われても・・・あくまで経験に基づいたことを、わたしは書きたいと思ってしまいます。書いておいて実践しないのはいやだし、そもそもできっこないと思うようなことや、気の進まないことは書きたくない。
まぁしかし、このままでは不合格になりそうだ・・・上司のアドバイスをもとに、視点を変えてもう一度書いてみよう!と、仕事帰りに作文用紙を買い、カフェに入りました。
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上司に見てもらった文章は「みんなのために役に立ってる!」と自分が思っている仕事をテーマにしたのだけど、今日は自分のもともとの専門の仕事を切り口にして、アピールする文章にしてみました。
言われたとおりに「自分が中心になって仕事をしていく、もっとよくする・・・!」ということを念頭に置いて文章を考えていたら、なぜか、今まで思ったこともなかった「職場のみんなを巻き込んで動かす、ちょっと大きなアイデア」がポンとひらめいたので、それを書きました。たくさんヒントもらったおかげかもしれませんが。
実現したら面白そうだし、また本当にやろうと思ったらそれはけして不可能なことではないと思いました。具体的にあれこれイメージできたし。これで少しはインパクトあるかな?
ふと思ったのですが、世の中を動かす人というのはこんなふうに、ちょっと大きな、新しいアイデアをどんどん提案して、そして実現していく人なのでしょうか。
今日の作文は、面白い経験になりました。「ここまで」と自覚するラインから、一歩はみだせる自分になりたい。