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映画 シラノ

胸に秘めた愛。

それはやがて、美しい詩になる。

ピーター・ディンクレイジに喝采を!

なんて劇的でロマンティック、まるで絵本から飛び出したおとぎ話。

“あなたなしでは生きられない、すべてを捧げよう”

純愛に生きたフランスの騎士シラノ。

誇りは彼に勇気、希望、力を。

監督ジョー・ライト、製作総指揮、脚本をエリカ・シュミット。

感情を最高潮に揺さぶる楽曲をブライス・デスナー、アーロン・デスナー兄弟が(双子の超売れっ子アーティスト!)

1897年に初演された戯曲“シラノ・ド・ベルジュラック”

17世紀フランスに実在したナイトで詩人のシラノ・ド・ベルジュラックを主人公にした傑作戯曲。

2018年のエリカ・シュミットの舞台をベースに、ジョー・ライト監督が再構築。

また一つ、新しいシラノ・ド・ベルジュラックが誕生した。

ミュージカル映画だとヒュー様主演(ヒュー・ジャックマン)の“レ・ミゼラブル”ぶりのマイ・フェイバリット・ムービー!

これぞ、まさにロマンス、とにかく素晴らしい!

舞台は17世紀のフランス。

フランス軍きっての騎士シラノは最高の剣士であり優れた詩人。

芝居、演劇を愛する風流人。

10人の敵を相手にしても一歩もひかない一流の剣技、どんな権力にも怯まない胸に抱く誇り。

シラノの名はフランス全土に轟いていた。

シラノが想いを寄せるのは街一番の美人ロクサーヌ。

自分なんかが相手にされる訳がない。

想いを秘めたまま、友人としてロクサーヌに接するシラノ。

ある日、シラノ率いる精鋭部隊に若き兵士クリスチャンがやってくる。

運命のイタズラ、動き出す歯車。

時代の荒波が3人を飲み込んでいく…。

“僕が愛したのは誇りだ”

ロクサーヌと出会ってシラノは変わった。

鏡を見るのをやめた、コンプレックスを力に変えた。

だが、愛するロクサーヌの前では拭いきれない。

シラノの瞳にはロクサーヌの本当の姿はまだ、映らない。

今回シラノを演じたのはゲーム・オブ・スローンズのピーター・ディンクレイジ。

二人の男を愛したロクサーヌをマグニフィセント・セブンのヘイリー・ベネット、二人の運命を動かしたクリスチャン役をルース・エドガーのケルビン・ハリソン・Jr.が。

映画“シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!”はシラノ・ド・ベルジュラックを書いた劇作家エドモン・ロスタンを主人公にしたコメディタッチのドタバタ劇だったが、シラノは極上のロマンティック・ミュージカル。

これは池袋のグランドシネマサンシャインのIMAXで観たら相当ヤバかったでしょう!(グランドシネマサンシャインで上映されてたかは覚えてない、IMAXシアターでは上映されてないはず)

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