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2022.5.11診察記録〜結婚から2014年まで

振り返りも佳境に入ってきました。

あたし個人的には


ドラマにできるんじゃないの?


なんて勘違いするほどの
転換があります。


あの食事のあと
なんどかごはんしてました。


これはあたしの記憶ですが

付き合って!


と言われたはず。


あたしは当初
好き放題ひとみんver.でいました。

戸籍の姓でいる時も
ひとみんの話が多かった。


そして、愛方さんの話を
聞けていなかった。

そして、3月末
わずか数週間で
愛方さんから

無理、別れて


あたしは葛藤した


あたし=ひとみんを理解してくれた
この人と
本当にここまでで良いのか?


愛方さんの指摘は
前の彼女とほぼ同じ

つまり、
あたしは変わってない

愛方さんは心身症があり
カウンセラーのお世話になってる

あなたもそのカウンセラーに
かかった方が良い

この時点では
あたしはあたしをわかってないのに
憤慨して拒絶してた


けれど、

この人を逃したら
もう、
ひとりで生きていくしか
ないかもしれない

という想いと

あたしは
人の話を聞けない
人の気持ちがわからない

この欠点を抱えたままで

会社員やっていけるのか?
(前回、先輩から指摘を受けた
 にもかかわらず)


という想いがあり


カウンセリング受けて
もっとまともなあたしになるから
別れないで


と、お詫びしました。



1週間ほどで復縁


カウンセリングを
受け始めました。



カウンセリング…


それはまさに
今書いているように
あたし自身の人生の
振り返りから
始まりました。


幼い頃に実父のDVが原因で
母子ふたりで逃げたこと

その父はあたしが幼い頃に
謎の病で死んだこと


小学校の頃から中学校まで
いじられっ子だったこと


幼い頃からどうしても
女の子になりたかったこと


お仕事でもプライベートでも
キレやすいこと

これが1番どうにかしたいこと

などなどありのまま伝えました。


結果、
あたしの「特性」が
徐々にわかってきました。


物事を認知する「枠・○○ー○」が
小さく固定されていること

正しさにこだわること

うまくいかないことがあると
昔からかんしゃくを起こしていたこと


ここから
長い長い自分との戦いが
始まったのでした。


今ではこのカウンセラーさん
それを紹介してくれた愛方さん に

感謝の念でいっぱいです。

2005年 同棲始めた頃
女装は理解できない、と言った子に送った写真
とにかく、ひとみんでいたかった
出産を控えた2007年秋、ひとりで願掛けに。




あたしの特性の話から
性別違和の話に戻ります。



愛方さんとあたしは

お互い戸籍と逆の性で出会いました



夢にも思わなかったことが
起こります



しばらくすると、
愛方さんから衝撃の言葉


結婚して


結婚を前提に付き合って


あたしは愛方さんが
女子の自分が嫌で
男になりたいものだと
変わらず考えていました。



あたしとの出会いが
愛方さんのココロを
変えたようです。


彼女の性や男性に起因するトラウマ


は筆舌に尽くし難く
ここには到底書けません。


そんなことから


当たり障りないオトコノコ
(女装娘)←懐かしい響き


へと傾いたそうです。



で、あたしと出会ったわけです。 


彼女の中の女性性に火がついた

そう。


それにめっっちゃ驚きました。



今ではわかるけど

あたしは「アセクシャル」


愛方さんはふつーに好きな子

そんな違いに当時は気づけず

手取り足取り教えてもらいながら

頑張ってお相手をしてました。



そして、今でも変わらない
愛方さんからのお願い



ひとみん、やめて


私より可愛いしムカつく


浮気されてるようで,辛い


という理由でした。


なんという不条理、
巡り合わせなのでしょう。



そして


子ども欲しい



あたしにも妹はいるので
何にも考えずに
理想だけで

ふたり欲しいな

って言っていたそうです
(あたしの記憶からは消えていた)



本当に頑張って
2007年秋
子ども生まれました。



そして子ども3歳前くらいの時


発達障害


の疑いから診察し

軽度知的障害


と判明し、
療育手帳が交付されました。


愛方さんはこの子育てが
本当に辛かったそうです。


今ではあたしも理解できますが
なによりも

わかってもらいにくい障害の程度

が辛いですね。


障害について、ここでは詳述は避けます。


子育てでそうこうしているうちに
2012年春
母が脳内出血で倒れました。

なんとか一命を取り留めましたか
嚥下障害に苦しみ

翌2013年5月、
68歳で他界しました。


まだまだ子どもを
見せてあげたかった

親孝行したかった


あたしたちの選択が
間違ってたからかも…


消化できないたくさんの想いが
あたしをひとみんに向かわせました。


お仕事、泊まりの隙間を見つけては
ひとみんになっていました。



埋めたかったのです。


あたしにはどうにもできない
ココロの隙間を。


そして、彼氏もできました。

写真は自粛気味に…

後にも先にもこの頃が1番可愛かった。



2014年夜のお店で
遊ぶことも覚えました


いまもつながる大切な輪もできました。



そして、チャレンジもありました。



多くのかけがえのない
出会いと別れもありました。


表情から自明

ですが


ひとみん単独としては
この頃が最も充実してました


ただ、

もっと大切な
あるものを忘れていました。



このあたりからは
次回の内容になりそうです。


ここまでお読みくださり
ありがとうございました!


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