見出し画像

「李禹煥美術館」(再訪)

昨年訪れた直島の李禹煥美術館の再訪です。

前回初めて訪れた時にはまったく分からなったのですが、兵庫県立美術館での展覧会やご本人のお話を伺って再び訪れてみたいと思い再訪しました。

そして今回もベネッセオフィシャルの直島ツアーを利用しました。
時間制約こそあれ訪問先すべてに予約は入っており、昼食も移動もすべて込みだと個別に行くより楽なので。

そういうわけで今回も家プロジェクト、ヴァレー美術館、ベネッセミュージアムはもちろん、地中美術館にも再訪できるという直島ツアーとして文句ない内容でした。

このツアーだけでも十分素晴らしいのですが、あえて李禹煥美術館のことに限りますが、まず入口前の景色からして安藤忠雄氏の水平基調の建築に対しての李氏の縦の構造物の美しさが今になって分かりました。

美術館に入っても李氏の初期作品から最新に近い作品まで一気に観られるという贅沢な空間になっており、さらにこれまでにすでに有名になった作品と異なるテイストを持つテイストを持つ作品も観られるのは本人名を名乗る美術館だからこそと感じました。

石と鉄による関係項一群についてもなんとなく分かったうえで屋外の展示物を見直すととても面白く、石と鉄の関係性を思わず他のツアー参加者に語りたくなるほど面白い再訪体験でした。

そして、何気なく撮った写真ですら綺麗に撮れたので、真夏でも訪れる価値がありました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?