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親から受け継ぐもの

子供とのふとした会話から
私が子供のころの忘れていた記憶が思い出された。

中学のころいじめにあったことがある私
生きてる意味がよくわからなくなって・・・

ある日の朝突然
学校に行くふりして家を出て学校に行かず
海辺に行ってみたり
雪の上に寝転んでみたり

真冬だったから海に入ったらどうなるか
雪の上で寝てたらどうなるかなんて安易に想像できるお年頃

で、学校行かなかったことがバレて(休んだことないとバレるよねw)
親戚一同と学校の先生たちに捜索される。。。
なんていう事態を引き起こしたことがあったw

山小屋みたいな作りの小屋に
ひっそり隠れてたのを見つけられて
まぁ、一応保護されたんですけどね

なんで学校に行かなかったのか?
とか、今でも昔でも普通に聞かれますよね。

そこで
いじめのことが親(正確には父親)と父方の親戚と
学校の先生たちにバレまして

いじめがあることでも行きたくないのに
ある意味大事件を起こしたことになる(笑)ので
ますます学校なんて行きにくくなるわけです!
普通に考えたらw

そんな時
「死なせられないから、学校には行かせられない」
みたいなことを確か父が言ったんですよね担任に

普段から口数少ない父だけど
私にとって大事なところでは、
私に必要な大事な言葉を発してくれるんです。

母は私が子供のころから腎臓が悪かったので
私が中学生のころは、入院してる状態で週に3回人工透析してたので
実は私が起こしたこの大事件のことは知らないのです

「死なせられないから、学校には行かせられない」
いじめの記憶と起こした大事件の記憶はあるんですけど
父の言葉はすっかり忘れてたwww

でもね
親から受け継いだものはしっかり私の中にあって

「行きたくなかったら学校なんて行かなくていいよ」
「学校行かなくても生きていけるから」
「死ぬかもしれない環境より生きる環境を選んで」
「命がある限り道は開ける」
「自分の身は自分で守れ、守れないうちは子供の身は親が守る」

そういう思考は
私の中でしっかりと根付いて育ってまして

自分の子供たちにも普通に
「行きたくなかったら学校なんて行かなくていい!」
ってのを常々口にしてるw

子供からしたら
『普通の親じゃなくて良かったわ』
という親らしいです(笑)

「学校行かなくていい=だらだら遊んでていい」
とかではなく
「違う形の学びの場はちゃんと探して提示する」
という準備はするんです

行きたくないのを無理やり行かせるんじゃなくて
休むだけ休ませて、心の中にたまっているものと一緒に向き合って
学校行くなら自分の意志で行けるようになるまでサポートする

これが私の子育ての基本

「死なせられないから、学校には行かせられない」
父の言った言葉で今の私がこうしてここにいて

私の親としての在り方で
私の子供たちが成長していく

他人の評価は十人十色
十人十色の他人の評価気にしてたら生きていけない時代

「あなたの普通は、私の普通ではない」
「あなたの基準で私のことを判断しないでください」

そういう考えがちゃんと育って
必要であれば言葉にできる
そんな子供には育っているようです。

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