見出し画像

おそらく

僕はいくつものどん底を味わい、介護福祉士や社会福祉士を持ちながら仕事では時給900円の仕事をやったり、特養で5年介護をして、もうそれはそれは濃い体験をしました。失敗の連続でした。

俺は過酷な経験してきた。もちろん、他に辛い人もいる。ただ、今の子どもでは乗り越えられないと思う。辛い状況から辛い状況は、何とか乗り越えられるかもしれないが、幸せから辛い環境は、やっぱり乗り越えられないんだよ。だから、今の世は危険だよ。

そんな僕から見ると、今の子どもを苦しめているのは失敗を許されない時代ですね。

勉強では手厚い支援を受けて、学校も学力さえあれば行けて、仕事は選び放題、休みもしっかりある。そして子どもは減っています。一見これらは恵まれた環境のように思いますが、それはレールに乗れた人だけです。何かで踏み外せば、ものすごい周りとの差は生まれるでしょう。成功や保証がされるということは、失敗した時はその分リスクがありますね。

おそらく、挫折を味わうともう立ち直ることはできないように思います。

僕らの時代は、失敗や挫折の連続でしたし、その中で仲間と共に生きてきましたから、いろいろなことを乗り越えられたと思います。 

手厚い支援は良いと思いますが、行き過ぎた支援は危険だと思います。

挫折したり、失敗したり、そういう経験をして初めて何クソという気持ちが湧きます。それが生きる糧になるんですよ。

今思うのは、福祉業界のピンチは、社会のピンチだということだ。このままでは荒廃してしまいまます。

 福祉は危険なゾーンに入っている。そして教育も危険なゾーンに入っていく。負の連鎖だ。

本当は、誰かの幸せを考えた教育や福祉をしないといけない。そうすれば、皆は息苦しくないはずだ。ただ現状はそれができてないため問題は複雑化してしまう。

 形だけの幸せより、お金だけの幸せより、本当に些細な幸せ。そういうのを目指してほしい。