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パンキッシュな山下達郎

2023年7月9日にトーキョーFMで放送された「サンデーソングブック」での 山下達郎 の発言がトレンド入りするとともに、これを伝えるニュースサイトのコメント欄が炎上しています。

▼ ヤフーニュースのコメント欄も荒れています。
【山下達郎全コメント】「私の姿勢を忖度と解釈するなら構わない。そういう方々に私の音楽は不要でしょう」

特に問題視されているのが次の部分。
「このような私の姿勢を忖度、あるいは長いものに巻かれているとそのように解釈されるのであれば、それでも構いません。きっとそういう方々には私の音楽は不要でしょう。」

曰く、大物歌手だと自認しているからこその、あまりに尊大な発言ではないか、とのこと。

オイラは40年来の山下達郎フォロワーとして、「気に入らないのならライブに来るな!」的な発言は何度も聞いているし、「私のやっている音楽は、軟弱に聴こえるかもしれないが、精神的にはパンクロックに通ずるものがある」という発言は耳タコ状態。

また、「まったく売れていなかった頃に、私の音楽を気に入ってくれて、仕事を与えてくださった方々の恩は一生忘れない。」という言葉も。

いつだったか、「朝まで生テレビ」に右翼の方々が出演していたときの発言を思い出します。
「たとえ法律で禁止されていることであっても、目的達成のためなら、我々は行動を起こす。我々の行動を止めることはできない。その結果、犯罪者の烙印を押されることになるのであれば、法律に従う覚悟はある。」

オイラ的には、山下達郎御大の真意は、
「たとえ犯罪者であっても私の恩人を裏切ることはできない。
ましてや、すでに故人だからと言って、今までの恩を忘れるような態度を取ることは絶対にしない。その結果、のたれ死ぬことになっても私は仁義を貫く。」

ということではないかと思います。
ある意味、ファンよりも恩人を選んだという意思表明であり、とてもパンキッシュな発言ではないでしょーか。

オイラは山下達郎の音楽によって人生を変えられた人間なので、今回の一件で山下達郎を見る目が変わる、などということは一切ありません。
もし「山下達郎の歌なんて歌うな!」と言われても、絶対にやめません。
聞く耳持ちません。
気に入らいないなら、ライブに来てくれなくて結構です。

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▼参考リンク
BLUES和也のSoundCloud
GarageMihoのYouTubeチャンネル旧ブログ「だからPA屋なんですってば」のアーカイヴ
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