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【20代、30代の資産形成】あなたの資産を増やすものは何ですか

FP資格を持ち投資をやっていて5000万+マンションを持っていますが、残念ながら投資で何千万も増やしたわけではありません。投資はインフレや現金に対するリスクヘッジとしての役割の方が大きいと考えています。

結論的には本業の「基本給」を上げてきたことが5000万以上の資産を築いた一番の要因だと思っています。従って資産形成をするための基本給に関する考えとその増やし方を書きますので最後までご覧ください。

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1.基本給の威力

基本給の威力は、「月々の給与」「ボーナス」「厚生年金」に波及します。簡単にその実例を以下に記載します。
①月々の給与
私は大学院卒24歳で初任給は22万程度でした。40で管理職になった際に基本給は50万をこえました。つまり給与は2倍以上になって、会社がつぶれない限り定年までは普通に仕事をしているともらえます。
基本給だけで月額28万、年収で336万も増えるのですからある意味1人分多くもらえていることになります。

②ボーナス
基本給があがると「ボーナス」も多くなります。一般的には4か月分程度はボーナスがもらえますので、上記の例でいえば年間で112万も違うことになりますから、投資を勉強しても1年でこれだけの利益を上げるのはなかなか難しいです。早く昇進すればそれだけもらえる額も多くなりますので生涯収入が全然違います。

③厚生年金
厚生年金も基本給に依存します。しかも保険料は「会社が半分負担」してくれます。しかも育児休業中なら子供が3歳になるまで免除されます。こういうことを知っていれば老後資金に対する考え方も大きく変わるのではないでしょうか。「積み立てNISAで老後資金を」と考えているならこちらの方が確実に努力次第でもらえる額が増えるのです。

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2.基本給を上げる時間の使い方

結論から言えば「自分への投資」に時間を使うことが重要です。
30代中盤までは投資はいくつかの投資信託を買っていただけでしたし、FP資格を取得したのも40代です。それまでは本業のSE関連の資格を数多く取りました。20代ではWINDOWS等の資格、30代で情報処理系では最難関の一つプロジェクトマネジメントを3年かけて取得しました。

これらの資格は「免許証」と同じで会社で何か仕事をするときにこの資格を持っているから任せられるだろうという証になります。その結果、同じような経歴や能力なら確実に資格を持っている方を優先で引き上げてくれますので昇進へ近づいていきます。
今は管理職の枠が少なくなっている時代ですので、資格を多く持っていたことが管理職になれた理由の一つだと思っています。

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まとめ

最近は副業ブームでそちらに時間をかける方も多いと思います。副業が本業になるほど努力して稼げるならそれを否定はしませんし、収入を複数にすること自体もリスクヘッジとして正しいと思います。

ただし、その仕事が10年、20年先の長期で見たときに
・資産をふやしてくれるのか
・自分の価値を増やしてくれるのか

ということを考えた方が良いと思います。
目安は本業であれ副業であれ、「xxを10年やってました」と話した時に他の人があなたに「価値ある人だ」と思ってもらえるかどうかです。

若い方はまず一つの道を究めていくことが資産形成の最初だと思いますのでぜひそちらに時間をかけて将来の資産を作り上げてください。


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