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【若手管理職を目指す方へ】マネージャーとリーダーは違う

私の会社では課長職のことを「マネージャー」と呼びます。それとは別にSEなのでPJを自らが推進するときは「PJリーダー」と呼ばれます。英語なので意味の違いがわかりにくいですが、明らかにマネージャとリーダーは違いますので、私の「経験から」考え方の違いを説明します。そこが一般のブログなどと違うこのnoteの価値です。
理解するだけで自分の進む道がわかると思いますので最後までご覧ください。

マネージャーとは会社から与えられた役職

マネージャーとは会社から「経営層の一部の役割を移譲されている」という事になります。具体的にはこんな特徴があります。
・組合員ではなくなり、給与は月額固定。業績によるボーナスで差がつく
・仕事を獲得し予算目標、利益率など具体的な数値目標が個人に与えられる
・部下の育成、メンタルケア、ボーナス査定等、人事的な作業も必要
つまりは、小さな会社の社長という位置づけです。
仕事を取ってくるのはある程度会社同士の付き合いで決まる部分もありますが、客先と社内との間に挟まって厳しい交渉を迫られることもありますし、部下のメンタルケアで産業医面談に付き添うような場面もあります。

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リーダーとは推進させる人を指す

リーダーは、何かを推進させる人を指します。PJ全体のリーダーもいれば、xxチームのリーダー(アプリケーションチームリーダー等)もいますので「意欲さえあれば」基本的には誰でもリーダーになれます。私が一番マネージャと違うと思うのはこの部分です。
リーダーとして推進するやり方にはいくつかありますが例としては
・自らが先頭に立ってチームを引っ張る
・メンバーを鼓舞しサポートして進みやすい環境を作る
・全員の意識を共有し目標を明確化する
といったものがあります。
全て実現できればそれに越したことはありませんが、完ぺきな人間などいませんので自分にあったやり方を中心に推進すればよいのです。
特定の分野でリーダーになれれば、それだけで大きな強みになります。

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まとめ

上記の通り違いを書きましたが、現実を見れば、マネージャは会社の業績や他人の人生に直結するため、正しい知識と経験がある程度ないと若手で優秀でもすぐに任されるのは難しいと思います。
私もマネージャ研修で経営とか色々学びましたし、ここだけの話、SEなのにメンタルヘルスのラインケアという資格も取って知識をつけたほどです。
しかし、リーダーは自らのモチベーションとやる気さえあれば、今すぐにでもチャンスがあります。したがってまずどの分野かのリーダーを目指すことをオススメします。

本音を言うと、マネージャであれリーダーであれ結構苦労は多いです。しかし驚くことに「マネージメント経験」「リーダー経験」というのは色々な仕事で本当に役立ちますのでぜひ経験してみてください。

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