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第30節 川崎F4-2福岡 等々力劇場が起きた!

第30節は、10/20(金)19:00、等々力陸上競技場でキックオフ。川崎Fは、直近のリーグ戦からのスタメン変更は6人。田邉、登里、Jシミッチ、遠野、小林、Bゴミスが外れ、大南、瀬川、瀬古、橘田、家長、Lダミアンが入る。

結果は、4-2で川崎Fの敗戦

前半20分 川崎Fは、右サイドの相手陣深くで家長選手がボールを持ち、小田選手と対じする。家長選手は仕掛けずにペナルティエリア手前の右でフリーになっていた橘田選手へ預けると、橘田選手は思い切って右足を振り抜く。ゴール前で落ちるようなシュートは村上選手にはじかれるが、こぼれ球に詰めた瀬川選手がペナルティエリア左から右足で流し込む。
前半23分 福岡は、前嶋選手からのパスを井手口選手がワンタッチではたき、そのまま右サイドを駆け上がる。ボールを持った紺野選手はその井手口選手を使わずに自分で仕掛けると、右サイドの相手陣深くで倒されてFKを獲得する。FKのキッカーは紺野選手。意表を突き、左足でゴール右下を狙った速いシュートを放つ。これはチョンソンリョン選手にセーブされるが、ゴール前に詰めていたDグローリ選手が力強く押し込み、すぐさま試合を振り出しに戻す

前半終了。1-1と、同点で試合を折り返す。

後半21分 福岡は、右サイドの相手陣中央から前嶋選手が右足で鋭いクロスを供給。大南選手の前を取ってニアサイドに走り込んだ山岸選手がヘディングシュートを放つも、これはチョンソンリョン選手のファインセーブに遭う。それでも、こぼれ球に詰めた山岸選手がチョンソンリョン選手の股を抜きながら押し込むと、ラインを割って得点が認められる。
後半21分 9LダミアンOUT→18BゴミスIN。16瀬古OUT→17遠野IN。23マルシーニョOUT→33宮代IN
後半39分 川崎Fは、センターサークル内から山村選手が相手の背後へロングボールを蹴り込むと、3バックの脇を突いて飛び出した小林選手がペナルティエリア右で収める。小林選手はそのまま右足のアウトサイドで冷静にゴールへ流し込み、良い流れのまま同点ゴールを奪う。
後半47分 川崎Fは、右サイドの相手陣中央から小林選手が左足で低めのクロスを上げると、ペナルティエリア中央で反応したBゴミス選手がワンタッチで後方へ落とす。これに反応した遠野選手が右足を振り抜くと、見事にゴール右上に吸い込まれ、終了間際に逆転に成功する。
後半51分 川崎Fは、自陣の右サイドでスローインを得ると、山根選手が縦に長いボールを投げ入れる。Bゴミス選手が田代選手と入れ替わって抜け出すと、ペナルティエリア右へ進入し、相手DFとGKの間を通すラストパスを供給。ファーサイドに走り込んだ宮代選手が滑りながら左足で押し込み、大きな4点目を奪う。

そのまま進み、試合終了。4-2で川崎Fが勝利。

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等々力劇場には小林悠選手が必要だ!

後半残り10分まで、川崎Fは1-2で福岡にリードを許していた。
このまま行けば敗戦へ向かっていた、後半39分。

等々力劇場がスタートした。

その始まりは、やっぱりこの男「小林悠選手」だった。センターサークル内から山村選手が相手の背後へロングボールを蹴り込むと、3バックの脇を突いて飛び出したのが小林選手。ペナルティエリア右で収めたあと、そのまま右足のアウトサイドで冷静にゴールへ流し込んだ。
「やっぱり、悠!」そんな雰囲気に、等々力は包まれた。
その時の、悠の表情と行動。

もう1点取りに行くぞ!

やはり、川崎Fのスピリットを現役選手の中で一番引き継いでいるのは、彼なのだ!
あらためて感じたのである。

脇坂選手の技術。日本代表に呼ばれるかもしれない。

このところの脇坂選手のプレーが、キレキレである。

昨日のゲームの中でも、オーっと唸るようなプレーを見せてくれていた。
今シーズンになって、彼の表情が変わったと思うのは気のせいだろうか。
昨シーズンには無いように見えた、「自分が引っ張ってゆく姿」に変化している気がするのである。
そこには、何かの決心を感じずには、いられないのだ。

きっと、日本代表に再招集される日も、遠くないと思うのだ。

瀬川選手の先取点!

瀬川選手の先制点。
本当に、難しいシュートを決めてくれた。
簡単なシュートではないことは、素人のボクでもわかる。それを、ダイレクトでサイドネットにぶち込む力。今シーズン、出場時間が少ないのにもかかわらず6点の得点を挙げている。
そして、チーム内で良い雰囲気を出している(と外部からは見える)。
フロンターレに来てくれてありがとう!という感じである。

ゴミス選手が結果を出したことは、明るい。

ゴミス選手。
過去の出場時の姿に、いい印象があまりない。
しかしである、このゲームでは、ゴールはなかったものの、2アシスト!
しっかりと、結果を出した。
特に、4点目の相手選手をかわしての抜け出しは、ゴミス選手の速さを感じたの。と同時に、宮代選手へのパスは圧巻だった。
とにかく、ゴミス選手が結果を出したことは、この先の川崎Fにはプラスしかないのである。

等々力劇場。
サッカーの神様はいる!と感じたゲームであった。

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