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映画「プラダを着た悪魔」から見る未来の世界について🎼👠🎧2021/9/21

皆さまの中で、映画「プラダを着た悪魔」が大好きだという方はいませんか。

わたしは、この映画がどの作品よりかも大好き過ぎて、もうそれはDVDが擦りきれるほど。。。と言っても良いくらい、何十回も見ました。。( *´艸`)

でも何度見ても見飽き足らない。。この魅力は何なのでしょうか。

今日は、なぜわたしがここまでaddictしてしまうかについて、時代背景や社会情勢を踏まえながら綴ってみたいと思います。

2006年公開の「プラダを着た悪魔」とは?

この映画は、ジャーナリスト志望のアンディ(アン・ハサウェイ)が、ファッション誌のカリスマ編集長ミランダ・プレスリー(メリル・ストリープ)の下でアシスタントとして起用されるという設定になっていて、無理難題な仕事を要求されながらも一生懸命、成長していく姿を描いた映画です。

この作品のすごい所は、ファッションの魅力がギュッと凝縮されているだけでなく仕事にも恋にも頑張るアンディの姿勢に、共感と元気をもらえる所にあります。

2006年当時の世界や国内の動きは?

2006年は、国内では安倍政権が発足した年でもあり、またスポーツ界では、荒川静香選手がトリノ五輪で見事な演技をされて金メダル🥇を取った年でした。

また、海外に目を向けるとイラクでのテロの激化や、北朝鮮による地下核実験の実施など緊張が走った時代でもありました。

わたしは当時大学生で、大学では、女性としての役割や生き方を考えるジェンダー論について特に学びを深めていました。

そして、2009年の大学4年次に世界ではリーマンショックが起こりました。

国内にも、一気に不景気の波が押し寄せ、わたしは就職先も見つからないまま、卒業を迎えてしまいました。。。

1本の映画が生きる力を与えてくれた。。。

そんな苦しい状況に追い込まれるも、わたしの心を支えてくれたのが、この「プラダを着た悪魔」という映画でした。

女性が、性別も人種も関係なく、個人の実力だけで対等に仕事で渡りあえる、欧州の成果型の仕事の素晴らしさに圧倒されたと同時に、わたしが留学先で見たアメリカの女性の生き生きとした姿が重なり、希望を与えてくれました。

というのも、わたしは2005年にアメリカのMissouri州のファッションが盛んな大学で、1ヶ月間の短期留学をした過去があります。

そこでは、女性が自由に意見を述べ、皆が生き生きと仕事にも勉学にも励んでいるように見えました。

しかし、日本では当時(今でもまだあるのかな?)、女性が発言することは、生意気とされ、ファッションも男性目線の可愛いスタイルが流行っていて、わたしはとても生きづらさを感じていました。

映画は時代を写す鏡。。。

しかし、この映画はわたしの理想像と重なる映画でした。

15年が経った今、ようやく日本もその当時のアメリカに少しだけ追い付いてきたような印象をうけます。

だからこそ、あの苦しい時期を乗り越えられたのだと思っています。

世界は今、少しずつ少しずつ、でも着々と良い方向に前進しています。

それはテクノロジーの発展や、文化という架け橋のおかげで、今までにないほどの速さで歩みを深めているからです。

映画というのは、時代を写す鏡。。

1本の映画が、その人の希望となり、人生を変えてくれ、更には記憶の奥深くまで刻まれていく。

それが、わたしにとっては「プラダを着た悪魔」という映画でした。。。

今日も長々とお付き合い頂き、本当にありがとうございました。

#ファッション  #プラダを着た悪魔 #映画 #時代 #noteでよかったこと #日記 #記録帳



 

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