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私には1つだけ、コロナの恩恵がある。

コロナの影響で子どもたちの休校が決まり、部活動も中止となった。
次男の高校の入学式もどうなることやら。まだ制服に袖を通して学校に行っていない。
高3の長女は大学受験の年となったが、自宅学習中だ。
私の仕事は医療従事者として、なかなか厳しい状況が続いている。
それでも私には1つだけ、コロナの恩恵がある。

私の休日は平日にも増して、朝が早い。
3人も子どもがいると、誰かしらが学校だの部活だの、スポーツクラブだの、遠征だの、大会だので朝早く出ていく。
出発時間に間に合うように起き、朝食と弁当を作り、始発電車に乗っても集合時間に間に合わないときは車で送る。
朝、慌ただしく送り出し、ホッとしてもまだAM7:30ということはざらにあった。
野球やサッカーのお茶当番や送迎もあり。
帰りが遅い子を待って遅い夕食を準備し、一番最後に寝る。
「お母さんはいつ寝ているの?」とまじめに子どもに聞かれたことがある。
学校行事も3人いたら、3倍だ。
そして平日は仕事のため、慌ただしく1日が過ぎていった。


私はもう何年も、いつからか思い出せないくらい「朝、ゆっくり寝る」ということがなかった。
多分、長男が小学生の時に少年野球を始めてから、かれこれ13年間くらいになる。

それがこの2ヶ月、休日はゆっくりと寝ていられる日があるのだ。
眠りたいだけ眠っていられる。
目覚まし時計をセットしなくていい。
それでも、いつもの時間に目が覚めてしまうけれど。
二度寝してもかまわない。
なんと贅沢なことか。

本日はしっかり充電できました。

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