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MBCT for Depression番外編 練習の意図

こんにちは。菩提樹の広場です。
新しい学びにワクワクしています。自分が講師になって「練習することの大切さ」を実感したからこそ、「この8週間はより頑張って練習しよう」とモチベーションがあがりました。

私が学んでいるIMCJでは、8週間プログラムに参加すると、「早朝瞑想会」に参加できるという特典つきです。
この練習へのモチベーションアップも手伝って久しぶりに参加をしてみました。

ここで「意図をもって練習をする」ということが話題になりました。

ずっと、引っかかって、ずっとぼんやり考えていたので、今日はそれをまとめておきます。本当に私が思ったことです。

瞑想会の前の日、ボディスキャンをしました。(寝て体の部分部分を感じる瞑想です)
そのとき、小さな虫が顔をなでるようにして飛んでいきました。

間髪入れずに手で払いのける・・・

う??
後で振り返ると、これもボディスキャンの時間の間に起こった体験。
「不快な感覚があると、反射的にそれを払いのける」
その日の気づきとなりました。

そして、次の日瞑想会に参加。
ボディスキャンのガイドの中で「この練習の意図は・・・」という言葉にちょっと引っかかる。特に意識にあげたわけではない。

練習途中、セットしたまま解除を忘れていた目覚まし時計が鳴り始める。
反射的に起き上がって、消そうという衝動的な感覚に気づく。
でも、
「しばらくすると、なり終わるので、このままでいてみよう」という思考もわく。
起き上がるのをやめる。

するとわいてくる思考・感覚の嵐。
「近所の方からうるさい、と思われないかな」
「やっぱり、消そうかな」
「何分続くんだっけ」
音がやたら大きく聞こえる。
体には今にも起き上がろうとするむずむず感。
ボディスキャンの体の部分部分を感じる・・・どころでない。

「今日は、前の日、不快な感覚に反射的な行動をすることをやめてみる練習だったんだ」と、ぼんやり練習の目的をもっていたことに気づく。
あ、これが練習の意図か?と思う。

また、ここで
う??
「意図」って、こんなに短いスパンのものでも使っていい言葉?

確認、確認と
「意図」とは?を調べてみる。
「ある目的をもって、行動すること」と書いている。

ということは、長いとか短いとか関係ないのかな?と思う。
以前、5日間のリトリートの前に「このリトリートに参加するにあたって意図を明確にしてみて」と言われたことを思い出す。
「5日間あるリトリート」の意図。
「今日のボディスキャンの練習」の意図。

どっちも、使い道間違ってないよね。


そして、また考えは横道にそれながらも続く。
意図の話の前に、
「気づきは忘れ、また同じ気づきだったり、違う気づきだったりするけど気づく」という話をしていた。

意図の話と自分の中でつながった。
私のイメージはこんな感じ。
  ↓

気づきがあって、それを意図して練習。でも、忘れてしまう。
でも、また練習していたら気づきがある。
前、気づいたことでも、新しいことでも。
また、それが練習の意図になる。
そんな循環かな。

やはり、「練習する」→「練習するから気づきがある」これが大事。

気づきって、忘れちゃうな~
そういえば、と前MBSR8週間プログラムを受けて最後に「3ヶ月後」の目標をたてたことを思い出す。

8週間かけて気づいたことを練習の意図にするはずだった・・
でも、忘れるからと3ヶ月たったころに、この公の場を借りて振り返ってみた。
でも、その振り返った内容も忘れていたと、見返してみた。

いいんだ。忘れても。
練習→気づき→ちょっと、意識して練習→練習→気づき・・・
新しい気づきがあるってことは、自分の行動や考え方の癖が気にならなくなったり、変わっているのかもしれない。

長い目で見ていくこと、継続することが大事ですね。

これは今日の私の一つの結論です。

MBSR8週間プログラムを8月から行います。
無料オリエンテーション行っています。
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