ねこだよ。きょうはヌースフィヨルドを紹介するね。このゲームでは、プレイヤーはノルウェーの小さな町の漁師となって、漁業をしたり町を発展させたりしていくよ。メインのシステムはワーカープレイスメント。作者はアグリコラで有名な”ウヴェ様”ことウヴェ・ローゼンベルグ先生だよ。

ゲームについて話す前に、まずはボードゲーム人間たちを紹介するね。
それぞれの紹介画像は、各自のアカウントにリンクしているよ！

わたるのアフィリエイトも定着してきたね。アフィリンクを踏む前にカゴに入ってる商品はアフィとして判定されないから、「いったんすべての商品をカゴから出してからリンクを踏み直してほしい」ってよくわからないことをわたるが言ってたよ。

じゃあ、ねこがボードゲーム人間たちの会話を聞いてきたから、みんなにも教えるね。これから出てくるお話は全部、個人の感想だからね。怒らないでね。

点数は？

わたる「5」
かーん「6」
ゆたか「6」
mor!「5」
まよ「7」
おしょう「9」

平均は6.33点。手堅いね！

何がおもしろかった？

「ワカプレ・自分専用アクションの追加・タイルによる次ラウンド収益の表示等、ウヴェが得意とするものの融合」

「いつも通りコンボ構築してぶん回すとこ」

「株っていう概念で人の沸かしたリソースをもらえるところ（システムでだけ見るとそんな大げさな処理じゃないけど）」

「ワーカープレイスメントの楽しい部分が凝縮されている。本作にはノルマがない。家族を増やすことに手数を割く必要もなければ、家族に食料を与える必要もない。『どうせやらなければならないこと』に頭を悩ませることなく、やりたいことをのびのびとやれるのだ。しゅき～～～～～～」

「長老の口に魚を詰め込むと働くところと、たまに吐き出すところ」

「長老は魚を3匹食べさせると1匹吐くところ」

ワーカープレイスメントと個人ボードといえば、この人の右に出る人はいないね。今回の要素はわたるの言うように株だよね。漁業で株って最初びっくりしたよ。
おしょうが触れている「ノルマがない」ことはすごく特徴的。厳しさが減ったって意味だよね。

新しいと思ったポイントは？

「株」

「魚の使い方」

「魚の使い方（長老に食わせるとこ）や循環。貯蔵も新しいか？と思いきや、よく考えたらラウンドごとに資源が追加されるいつものウヴェじゃんってなった」

「長老のエサ（魚）の発生と循環」

「自分だけのアクションスペースになったり、自分にだけ効果が付与されたり、魚を吐いたりする長老」

「英語版では1円トークンが小さすぎたのか、日本語版では直径が2倍くらいになっていたところ」

魚の取り扱いまわりが全般的に新しいみたいだね。
おしょうがなぜか英語版の話をしているね。日本語版を褒めたいのかな？
同じようなものを作ってるように見えて、前作までで出た難しさみたいなものを新しいシステムを導入してサラっと直してくるのがウヴェ様のウヴェ様たる所以だと、ねこは思うんだ。

何人でやりたい？

「何人でも良いかな」

「2～3人。テキスト効果がアイコン化されておらず、他人の盤面が読みづらいから。時間も短くしたい」

「2〜3人」

「何人でも良さそう。これ1人でも充分楽しめるよ」

「1～4人」

2〜3人を推してる人が多いね。ダウンタイムとインタラクションを考えるとこの辺で落ち着くのかな。

プレイ時間は？

「重ゲーのワカプレっぽいやつに相当する、普通の時間、長いなとは思わなかったよ」

「2時間くらいかかった」

「4人で90分くらいだったと思う」

「4人120分くらいでした。普通」

「インスト込で4人で2時間ぐらいだったけど早い方なのかもしれない」

「3人で1時間」

適切なゲーム、適切な時間って感じだね。むしろオーディンの祝祭とかに比べたらかなり軽い感じだよね。

プレイ前に準備しておくことは？

「日本語化…だったんだけど日本語版出たから無いのかな？」

「こどもの好奇心（破壊衝動）から箱を守る」

「老人をいたわる心。魚くらいあげようね」

「コンポーネントの板がめっちゃあるから抜いておかないと面倒くさい」

「パンチボードがとても多いので、抜いたあとに盾が作れる」

おしょう、突然意味不明な行動をはじめるよね。さすがアイドル。
ちょっと疲れてたりするのかな？

聞いたところ、ゆたかは日本語版の箱を子どもに壊されたらしいよ。世のパパママゲーマーは気をつけてね。

同じジャンルの好きなゲームはある？

「祈り、働け」

「祈り、働け」

「カヴェルナ：洞窟対決（プレイ時間的にね）」

「オーディンの祝祭」

「グラスロード」

「アグリコラ」

見事にウヴェコレクションが並んでる。”祈り、働け”が強いね。
これがおもしろかった人はいろいろプレイしてみてよ。

ねこからみんなへ

ここまで読んでくれてありがとう。もし気に入ったら、投げ銭をお願い！
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投げ銭してくれた人には、下のおまけがついてるよ。
・点数の理由
・どの瞬間が一番面白かった？
・自分が価格をつけるなら？
・買う？買わない？
・ぶっちゃけここがNFM
・言いたいことアレコレ

おまけの内容は、他の人には内緒だよ。よろしくね。
それじゃあ、また次回の記事で会おうね。

前回の記事は、スカラビア。
次回の記事は、まだ決まってないよ！

わたるんごからみんなへ

「ウヴェのシリーズでこの値段は安い。テキスト依存があるし、日本語版があるうちに買うべき」

定価は7,000円＋税。特にウヴェが初めての人も、このゲームから入ってもいいんじゃないかと、ねこは思うよ。

点数はどういう理由でつけたの？

「5: 面白いけど普通だよねえ、普通のワーカープレイスメント」

「6: なんか小綺麗に纏めました感だしてるけど、魚と木の取れ高がガバガバだし、アグリコラみたいな『あの人増築レディ（いつでもマスに入れば増築出来る資源があること※ねこ注：アグリコラ用語）だ』みたいな事を考えなきゃいけない鋭さも無い。終始ふわっとしてる。魚のコマが可愛いから加点してるけど、元はカルカソンヌ南洋のコマだし、5点でもいい」

「6: いつも通りの面白さ。建物たててコンボつくってぶん回す。ワーカー数しぼったのと、配膳のインタラクションがいいね！プラス点だけでいえば7点かも。効果がテキストだらけで把握しづらいところと、目標カード的な効果をもつ建物が中盤から出てくるところで減点。株のシステムに期待してたんだけど、案外普通だった。自社株を持つ人に支払いをするって発想はいいよね。本来の株だ。でも自分で買えるようにしちゃ意味がないよ」

「5: 普通に面白かったので平均点として5にしました。と言ってもウヴェではない他の作者ならもっと高い点をつけたかもしれません。ウヴェの、オーディンの祝祭が物凄く好きなのでそれを基準とした点数です。比較してしまったのは、オーディンを超えていってほしいという期待があったためです。システムに感動したりということはそんなになかったです」

「7: 苦しくないワーカープレイスメントで、ラウンドも長すぎなくてスッキリしてると思った。あと魚のコマがとっても可愛い。でも他のウヴェ作品に比べたら当たり障りないなって思ってこの点数」

「9: ウヴェが『たまには普通の中量級ワカプレ作るか～』っつって手なりで作ったみたいな作品なのにめっちゃおもしろい。ウヴェ、俺の負けだよ」

ウヴェだからみんな厳しく点をつけてるようなところがあるね。それでも6点は固いっていう意味でこのゲームの基礎のしっかり感が伝わってくるよ。
かーんの言う「鋭さがない」というのが、おしょうが上で言ってた「ノルマがない」つまり厳しさを減らしたことと相関関係にある気がするね。まよじゃないけど、みんな当たり障りを求めてるんだね。

どの瞬間が一番おもしろかった？
（買ったとき・インスト・序盤・中盤・終盤）

「株、株」

「長老が吐いてる時」

「コンボが決まりまくって勝利を確信した時」

「船を作る時」

「Cのカードが全員分公開されたとき」

「Cの建物カードを建てるために、魚トークン25個支払う瞬間」

Cのカードが公開されたとき、つまり終盤にコンボが決まって大きな目標がクリアできるというカタルシスがあるみたいだね。

自分が価格をつけるなら？

「4,500円」

「8,000円」

「3,500円」

「4,000円」

「6,800円」

「定価7,000円＋税」

半分は定価よりかなり安いね。他のゲームと似てるからもっと安く出してって感じなのかな？
あと半分は適正価格って言ってるね。コンポーネントから考えると適切かなってねこも思うよ。

買う？買わない？

「買わない」

「持ってる」

「買った。売ってもいい。でも箱を破壊されたから売らない」

「買わない」

「持ってる」

「持ってる」

持ってる率が高いね。ゆたかは恨みが深いのはわかったよ。

ぶっちゃけココがNFM

「悩みが無いことが悩み的なサムシング」

「点数の所に書いちゃった」

「カードを大きくして、効果をアイコン化してほしい。見づらい。なんで指針となるCカードを途中から配るの？いや、100歩譲って途中からでもいいけど、なんで他人のCカード非公開なの？公開にしたら『あれはアイツ達成できないからたぶん流れるな…狙おう』みたいな読みができるじゃん。最初からドラフトさせてくれ、それが正解だ」

「私の心にひっかかるようなフックがなかった。ウヴェ様だけあって間違いなく面白いのだけど、私は多分、多少不出来でも挑戦的なものが好きなのかな。彼らに手を引かれて未知なるものが見たい」

「コンポーネントが多いから物理的に重たいので、簡単に持って歩けないからいつでもフラーっとできるようにみんなとりあえず家に1つ置いておいて」

「MFM（めっちゃフォーミー）」

わたるもかーんやmor!と同じく味が薄い的な意味かな。
ゆたかの言う最後の目標が難しい割に非公開、っていうのは確かに不思議だね。めっちゃフォーミー、NFMがないときはみんな使っていこうね。

いいたいことアレコレ

「ウヴェのゲームってさー、フェルトのゲームもそうだけどさー。なんか、新しいやつ、普通だよねー」

「厳しい事書いちゃったけど、原語版売って、日本語版買い直そうと思ってる（買い直した）」

「箱こわれたから、かーんさんの原語版（の箱）ほしかった」

「中世でも現代でもない、なんか近代っぽい雰囲気の沿岸の漁村を開拓するのは、テーマとしては割と好きです。船を作るのも楽しかったし、長老パワーでやりたい放題するのも楽しかった。しかし彼（ウヴェ）は達人なので彼にしては普通だから5にしてしまった。最近のウヴェ様、平均点なものが多くて寂しかったのだ。好きな人、ごめんね」

「基本的にはボードゲームってきっと何人かでやるものなんだけど、ソロプレイのあるゲームをつい買っちゃうんだ」

「やっぱりウヴェのワカプレはおもしろいわ」

普通のワーカープレイスメントはダメなのかな…？
平均的なものをしっかり作ってくるけど、「新しさがない」と「やっぱおもしろいわ」に分かれているのは特徴的だね。
ぜひみんなにもプレイして、こういうことかっていうのを味わってほしいよ。プレイしたら、ねこに感想を教えてね！

最後まで読んでくれてありがとう！
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