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バレエがある人生


『バレエは 人間が創り出せる 最高の美』

だと、僕は信じています。


僕は、自分が最高のバレエを踊っているとは思いませんが


「バレエがある人生と、ない人生」

「バレエを踊っている人生と、踊っていない人生」で

考えると、


前者であることにとてつもない幸せを感じています。



大人のバレエの楽しみ方


バレエって何なのでしょう?

舞台の上で踊る人がいて、それを観る人たちがいる

総合芸術です。


それも歴史的にバレエの生い立ちを考えると

とても高貴な人々が楽しんできた

超ハイレベル、ハイクラスな伝統芸術です。


でもそんな

背すじがガチガチに固まってしまいそうな

恐れ多くて、近寄り難いものになりそうな

堅っ苦しい話は置いておいて…


例えば「おいしいお料理」の話にしてみて。

おいしい料理を「食べるのが好き」という人もいれば

「作るのが好き」という人もいます。


食べる側の人は、そのお料理が美味しいか美味しくないか。

決めるのは人それぞれの観点によるものであって


本当に美味しいものを食べたことがあるわけでもないのに

すべてを知っているような顔をしている人もいれば


高級なもの、高いものほど絶対に正しく、美味しいと

決め込んでしまっている人だっている。


でもそれは本当に人それぞれだから、

全く気にする必要なんてないです。


ただ「お料理を作る人」は

よっぽどの悪意でもない限り

不味いものを作ろうなんて思わないでしょう。


人に美味しいと思ってもらえるものを作ろうとするし

何より自分自身が

「美味しいものを作りたい!美味しいものを食べたい!」と

願っているはずです。


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バレエでは

「こういう風に踊りたい」という気持ちが

一番ストレートに踊りに現れてきて、

それを思うがままに表現している人が


一番美しく見えます。


言ってみれば、

人から受けた注文を

頑張って忠実にこなそうとしている人は

どこまでいっても「ぎこちなく」見えてきます。


確かに形式やルールはとても格式が高く

求められるレベルもハードルも高いように思えますが


自分が思うように、望むように

『心のままに踊れる』ことこそが

そのまま人生の幸せとなっていき


そして美しさの意味や

輝ける方法などが

段々と解っていくはずです。


『踊る』ということは

私たち一人ひとりが

生まれた時から心に宿している

『本能』のようなもの。


それを上手に生かして

上手に表に出してあげて。


彩りのある人生を

楽しんでまいりましょう。


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