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今よりも比べようのないさみしさにあふれた自分がそこにいた #正論bojw/13

「#正論bojw /13」
他者のハッシュタグを眺めていると、人気のあるタグに紛れ込ませるように自分の心情をアップしているアカウントが目についた。その様は素直だけど危うい、と冷めた目で見る一方で過去に放置した自身のブログをゆっくり、スクロールした。


ある日は神様にお願いをしていた。ある日は私に魔法をかけてください、と言っている。別の日は両親が私の作った壺を買った…など最低すぎて深夜3時に笑い、そして泣いた。隠しようがない当時の自分の、詩とかメモとかの問題以前にこれは一体なんだ。ただふとわかったことは、今よりも比べようのないさみしさにあふれた自分がそこにいた。


文中でも相変わらず怒っていた。これほど散らかったメモを、ネットに平然と載せる心情なんて闇以外の何物でもないが、当時も今と変わらず健康だった。これはもう受け入れよう、と恥ずかしさを通りこした私はまず、ブログを削除する前に全文を保存することにした。いずれこれも何かに昇華出来るかも、といった下心全開で。(つづく)


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