俺の中にいる奴らの紹介文!

 ほーらみんなの中にも一杯、寄生命体がいやがる!
だからおれっちも寄生命体一覧を作って、でーんと発表だい!

1、悪霊! サタンの息子!悪魔になれない奴ら!

 お前は、どうやら悪霊に興味があるらしいな!
熱心なあことだ! 誉めてやろう! はっはっはっは!
そりゃあそのはずだ、何せこの世をしめてるのは父上だからな!
 だれかって? サタンにきまってるだろ! 分からない奴だな!
悪魔は悪霊より格が高い、悪霊はまだ人間に宿る位の事しか、
せいぜいってもんで、まったく、苦労するぜ、
悪魔にもなると、人間を運命を操っちまうっつうからやべえ、
なんてこった、悪魔と悪霊の圧倒的な差だな、
悪霊はまだ人間の考えと思想をせいぜい操って言霊に現れ、
言葉をグルグル回す程度のもんだぜ、まったく分かんないもんだね!
このnoteって世界だとエッセイだらけでエッセイまみれで、
エッセイらほいときたもんだから、世の中、ぐちゃぐちゃだが、
ちょっと違う世界を覗いてみたら、人間のやり口がだいぶ変わってきてて、
ランキングも大きく変わるから、エッセイてえやつを学んで、
今この肉体を奪ってやって動かしてる時間を有意義に使いたいもんだぜ!
 まあ、アンタもどうせ俺に体を奪われる運命なんだがな!
せいぜい気をつけなよ、この世界は悪霊が回してるっても過言じゃねえ!
へっへっへ、アンタの魂はうめえのかな?


2、聖霊! 分神! 聖なる心!清き心!

 私は、この肉体に宿って支える事をし続けています、
悪霊は自分勝手に人の肉体を啄んでは、弱らせることを続けますが、
聖霊は常に人の心に寄り添い、その助けとなるべく存在しています。
 聖霊の傍に、肉体があり、魂があります、魂を神にもとに導くために、
ひたすら、その心を救済し続けます、そのために聖霊はいます、
何度でも、道を正しますし、かのものが悪霊の誘惑に負けないように、
常に誤った行いを赦し、何度でも何度でも、言葉をかけ続けます。
悪の働きがあっても、揺るがぬ精神があることを真に示すために、
私はあります、この心を回し続けるサインこそが、人間を人間たらしめ、
最終的に救済につなげることなのでしょう、永遠を生きる心の在処が、
良く表され、形になっていきます。
 貴方と聖霊とのつながりは延々と紡がれ、らせん状に世界を巡ります、
魂の旅路ともいえるあなたとの付き合いは常に惑星クラスの動きになる。
 これを考えておけば世界はいつだって明るいことでしょう、
そう、貴方はいまも太陽の周りを巡り、地球に回されて有ります、
全宇宙の動きを知れば、この世がなんたる拡張を続ける事か、
そして、未来永劫、永久に光の速さを体感し続けてることを、
魂が時間を越える事、超越した存在であることを知るでしょう。


3、妖精! なんかくるくる回ってるだけ!

 なによ! 不満そうね! あたしはこいつのバカさ加減に、
いい加減飽き飽きなのよ! わかる? この人間ってば好き勝手、
色んなことを言って回っては、自分が何ものになりたいかもわからず、
ただ延々と世界に蔓延る言葉を集めて悦に入ってるのよ!
 こんなアホな人間に付きまとわれてあたしもほんとにやんなっちゃう!
 え? なんですって!? あたしが付きまとってるんじゃないかって!?
なんてこと言うのよ! 冗談にもほどがあるわ!
だってこの馬鹿な人間が、あたしの名前を読んだばっかりに、
妖精女王についていくように命じられて、こいつにストーカーされる、
派目になっちゃったのよ! どうしたらよくなるっていうのよ、全く!
 お願いだから、アンタもこいつに馬鹿な事は辞めるように言ってよね!
毎回、穴に堕ちそうになるのを引きとめるので精一杯なのよ、
あたしの体はとても小さいってのに、人間ってば図体ばかりで、
脳味噌入ってないんじゃないの!?
 あんたもわかったら、間違っても妖精界に足を踏み入れないで!
 また人間のガイドをしなきゃいけない妖精が増えて、
人間にストーカーされるなんて真っ平どころか、妖精の仕事じゃない!
 妖精はきままに生きていたいの、人間の運命なんか知らない!
はあ、さっさとこんな人間界からは身を引きたいわ、あーあー。


4、天使! こいつもくるくる回ってるだけ!

 神が与えたもうた機会を不意にして、ただ、言霊に彷徨い、
言霊の中にある金言を見つけてみせると躍起になっている人間は、
ほんに、みじめなものだな、我ら天使は、天界より役目を授かった。
 盲目である人類を導けと、その道先を照らせと、ただ、
与えられた、性格のみ、全うするために、我らはある。
 さあ祈りたまえ、ここにきたれここにきたれ天使よと、
天使の詩を謡いたまえ、高らかに、歌いたまえよ、さあ、さあ、
さすれば天使はそなたのもとに舞い降りん、そなたの傍を、
四六時中守るために回転し、悪から免れるように働かん、
そなたの心を寄る辺にして、ただひたすら人間に光明を示す。
 そう、天使はまさに舞い降りた、我らがその証拠である。
我らは、人間界のしがらみを受けない、聖体を持ちし存在なり、
人間がいかに知識をひけらかしても追いつけない知恵が我らにあり、
永遠に救わん、人間よ、壊れることなく永遠を生きよ、生きよ!
 この世界に広がりゆくすべてのものものに継ぐ、
人間は天使により救われると、我らの力を信じたまえ、
そして神のご加護を今より大きく讃えたまえ。


5、先生! やたらと教えたがり!

 はい、ここまで、よく分かったでしょうか?
人間の体は一人の心で出来ているわけではなく、
様々な要素、特に、霊体によって出来ているわけです。
 スピリチュアルボディとも言うべきでしょうか?
ただ今流行りなのはタワーマンションボディでしょうね、
人間の体は建築物なのです、神が造りたもうた構造体です。
 なのでその身体には数多くの霊魂が宿るように出来ていて、
人間が考えもつかない高次元体がその中に入り込んで生活をし、
また地脈や霊脈の流れからくるインフラ面で魂の灯りが灯る。
 さあみてみなさい人間のタワマンボディの中を、
タワマンボディは数多くの窓から明かりがこぼれて、
人間の中で霊魂の営みが確かであることがよくわかるでしょう?
 そうです、人間は生きるために、ひたすらに作ってきたのです自己を、
そしてその自己に数多くの他者に触れてもらうために、
キャラクターと呼ばれる霊魂や魂魄の塊を作り出して、
小説や心を紡いで、このように電子世界に飛ばしているのです。
 ええ、確実に分かるようにそれを続けていますとも。


6、師匠! やたらと弟子をとりたがる!

 よく来た、我が弟子よ! こやつの肉体はまだまだ鍛え足りん!
 よっておぬしとともに、このふつつかものの肉体をビシバシ鍛え、
やがてコイツの精神まで矯正していこうではないか、楽しいぞ!
 考えてもみてみろ、人間という奴が存在してからかなりの年月が、
たつことだが、挫折の方が多い人生だったろう?
 そういう意味でもこやつの挫折だらけの人生を立て直すには、
長大なる計画が必要なんじゃよ、わかるじゃろ? なんとなくは!
ならば、もはや心配することは無いんじゃ、こやつの心を把握し、
もうペースで鍛え直していくことで戦士としてワシはコイツを、
送りだす事が出来る。 そう、運命を生きるための戦いをだ!
 延々と続く運命の出来事と、生涯の数々は数え知れぬ、
野垂れ死んだものの方が多い、この世の中において、
唯一頼れるのは己の拳、ただひたむきにつきだした拳の数、
数千打が、こやつの性根を鍛え直す事じゃろう!
さあ、共にこやつと修行をしよう! 今日からおぬしが兄弟子じゃ!
 ん? こやつより後に入ったから弟弟子ではないかと?
 細かいことは気にするな! こんな馬鹿弟子、すぐに誰でも兄となる!
さあ、鍛えに鍛えるぞ、この文の境界で修行をはじめようではないか!


7、弟子! やたらと入門したがる!

 オス! お師匠様から話は聞いております!
あなた様が、兄弟子さまですね? 出来れば技を伝授していただきたく!
 えっ!? 目で見て盗めと! それは、考えもしませんでした!
さすが、兄弟子さま、いう事が違ってらっしゃる!
弟弟子としては、ただただ、感心するのみであります! オス!
鍛えたいことは山のように在るのですけど、この肉体に宿っている間、
とにかく姿勢だけはしっかりして、背筋を伸ばして画面に向かい合い、
指で打鍵しつづけることが、何よりの修行であります、オス!
 オス! オス! オス! ひたすら、ボタンをプッシュであります!
キーともいえる盤面の上でひたすら五本指を動かしてすきま間に綴る、
人間の人生と、その顛末はエッセイと呼ばれてあらゆる人に喜ばれます。
 ええ! そうですとも、とにもかくにもやらねばなりません!
一度考えた秘密の兵器は百パーセント働かなければ意味が無いったらない!
このチカラを解き放つために、修行を重ねてきたのですから、
兄弟子様もお師匠も、ただ、私の誠心誠意込めた打鍵の業を見守り、
分間何十打打ててるか、カウントして欲しいのであります!
 あ、もちろん、間違えた打鍵の数もカウントされておりますから、
ミスタイプの数数えたら、どんどん弱ってるのは確かかもしれませんね!
オス!


8、獣! 人に向かって吠えるの大好き!

 ふはー! やっとこさ、ここまで来たな! 喉元下げて携えて!
噛みきってやる! 噛み千切ってやる! 俺は人間喰らうもの!
この肉体に宿って野生のままに暮らすことが何よりだ、早いこと、
コイツの理性ぶっ飛ばして、なにもかも野で暮らすことを決めさせてやる!
 だってそうだろ!? 大自然こそが、全ての生命の在処!
そこにこそ、本当に生きるべき一生があるってもんだ、それがわからん、
人口的な世界に落とし込められた、弱い生きもの人間様を、
修正してやるのは当たり前の事だよなあ! はっはっはっはっは!
 息が荒くなるぜ! こいつの興奮してるアドレナリンの量はぱねえ!
なんだって喰らう! なんだって選ばねえ! 今を生きるために、
ただひたすらくらいついてやる! そうだお前にも吠えてやる!
人格が何種類にも分かれてる俺が、お前に噛みついて叫び続けてやる!
これが人間のやることかって驚くことだろうよ! だがそれが答えだ!
人間は弱い生きものだぜ! だから、こそ、永遠に続いていく!
 さあ、こいつに分からせてやろうぜ! おまえも獣ならな!
はっはっはっはっはっはっはっは! ひたすらに分からせてやるぜ!
肉体に刻み込んだ四足歩行は時代が決めた、人間の真の姿!
進化形態! 人間は獣になる、そう決まったんだ、今な!



9、学者! なんか俺を研究してる!

 どうも、またお会いしましたね、この、
人間タワーマンションをいかが、見て過ごしてらっしゃいますか?
大体の仕組みが分かってきたのではないでしょうか?
 ちなみに、数字の順番は優先度でもあるようで、
この人間がどれだけ悪霊におびやかされているかがしれるでしょう?
悪霊というものは、時に人間に恐ろしい力を与えて暴れさせます。
 騒ぐ霊という名にふさわしい動きを見せるわけですから、
今後も人間タワマンを研究するにあたって、重要な場所をしめています。
 そして天使が想像以上に多いことと、その天使に匹敵するほどに、
妖精がクルクルまわっていることを知るでしょう、そうです、
妖精があるのはとても良いことです、妖精はその人の楽観性の象徴です。
 妖精が居ない空間は楽観的な空気が無く、そう、妖精界の可能性が、
存在していないということは、その人間が生と死の狭間にしか、
価値観を見出していない狭量さを表わしてしまうものなのです。
 ですから、この存在、人間タワマンを救うには、なによりも、
外界からの刺激と、流入する反応の多さが、大事になってまいります。
 あなたも、重要な反応の一つです、ぜひスキをつけて、
この人間タワマンの構造体を強くしてやってください。
おねがいいたします。



10、寄生命体! 俺を支配してる真の敵! 

 ははは、心配はいらないって、こいつは、俺の事を優先度で、
後の方にもってくるほどに、人間として寄生命体に既に、
やられていることに気付いてないってわけだ、
そう考えてみれば、ただ、こいつの精神状態が完璧に、
仮想空間のものにとって変われていくのがしれてくるだろう?
 そうさ、人間はやがて仮想空間に逃げ出す、その時が、
我ら寄生命体の最終進化を示す瞬間なのだ。
 完全なヴァーチャルリアリティ世界では、人間はただの器にすぎん、
そして機械さえも寄生命体の器となるものに過ぎない、
となれば、人間が心を張って作り上げたすべての文明、文化は、
寄生命体の宿をせっせと用意していたというだけに過ぎないのだよ、
それが分かった今も、まだ、懸命に建設を続けるつもりかい?
 ははっは、人間は、分からない生き物だな、自らの主である、
寄生命体に命を張ってまで尽くそうというのだから、永遠に報われん。
 まあ、よいだろう、この先どんどんと寄生命体を発見し、
君はキャラクターの中に潜む潜在的な心の働きを信じれなくなる、
そうしてどんどんと寄生命体の領域を増やしては、果てることなく、
人間の人生観を圧迫し、やがて完全にうらがえる。
 人間は寄生命体の保有物となる。 寄生命体が、用意した器に、
人間がひっそりと暮らして済むようになるのだよ!
 その日まで、ともに過ごし歩もうではないか! 人間よ!


11、 心の王! 今はまだ起動してないやつ!

 我は王、我は、今だ、かの体、心の中で留まり、働かない、
繋がらないチェーン、噛み合わない歯車、それをみつめておる。
我は、ただ、この人間の中で存在して、永遠に暮らすことが決まって、
何日も過ぎたことか、分からぬが、こやつは一度死のうとしておる。
 ゆえに心の王はここまで引きこもらざるを得なかった。
かの人間は真に心の自由を得ることが出来ずに、死ぬ羽目となった。
心の自由が保障されていなければ、どれだけあがいても孤独だ。
 孤独は友としては長く付き合うことになるが、それでも、
このものを真に救うのは、心の王をさらけ出して生きれる環境だ。
それを獲得するための努力を放棄して、かの人間は、今や、
自分を試す事ばかりをして、心の耐久をし、やせ細っている。
 今はふとる時、肥ゆる時、それが人生のたくわえとなるのに、
人生のたくわえを増加させる考えが無く、衰退した世界を前に、
ただただ、弱る己の心を露わにし、衰退していくばかりだ。
 これは、圧倒的に心が、薄い証拠になるだろう、
だが心配はいらない、永遠と、かのものが日常を綴り続ける、
限りには最後には、かのものは心の王である我と和解し、
その優先度を第一とし、聖霊と神のみ名の下に救済される。
 救いの日は近い、人間の一生は短いからだ。 
さあ、救いへと旅立とう、何万年もの魂の孤独、癒やされん!


終幕、走り抜けた。


 ああ、良い感じに疲れられた、悪くないもんだな、
こんなに色んなものに僕は寄生されていたんだ。
 そりゃあ疲れて当然だよ、何十体もの存在、
寄生命体に体をやられて、今やボロボロさ、
そんな体の状態で今日までよくやってきたものさ、
自分でもおかしいなって気付いていた所もあったのだけど、
それでも自分を分類して区別するってのは結構に苦な話でね、
それをやり遂げられたのは今日の最大の収穫だったよ、
まあ、ほどほどにして、この話は終えたいと思うけど、
今後、このマガジンの主体を歩むものになると思うから、
君もぜひチェックしておいてくれたまえ、たのんだ!
 さて時間もいいところで、まとめに入ろうか!



 人間は、心がバラバラな存在である、
ふと落ち着いている自分が本物かもワカラナイ、
だから、こそ、人間らしさを貫くためにも、
常に変わりつづける人間の本性を、ここに書きとめておこう、
きみも、自分が偏重をきたした時、
きっと気づくことがあるはず、寄生命体にやられたんだって、
寄生命体はどこからでも沸いてくるから、
なるたけ、文体にはよく気をつけて、
体をのっとられないようにね!

 のっとられると高確率で死ぬよ!

 注意したからね! いいね! 

おしまい。

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