２月１３日
朝から雨。でもそんなに寒くない。
今週は予定がガラッと空いてしまったので、のんびり過ごす予定です。
たまにはそんな１週間もいいものだ。

雨はなかなか降り止まず、夕方になってもしとしと降っておりまして、部屋の中が暗かったのだけど、パッと明るいお花のお菓子でお茶をしました。

こんな可愛い箱に入ってる生菓子。
奈良にある和菓子屋さん『萬々堂通則』のもの。

ずっと前から存在は知っていたのですが、なかなか購入することが出来なくて、、、
季節限定のお菓子なんです。２月〜３月上旬くらいまでの販売とのこと。

奈良東大寺二月堂の伝統行事である「お水取り」の際に飾られる、椿の造花がモチーフになっているお菓子。
“のりこぼし”というのは、椿の名前で、東大寺開山堂に原木があり、赤い花弁に糊をこぼしたように白い斑点が入った花が特徴なんです。

「お水取り」は３月１日からですが、この季節のものとして楽しまれるお菓子ということで、茶席などでも人気だとのこと。

おうちでも、せっかくだからとお茶を点てました。

ころんと小さくて、なんとも可愛らしい。
そして、とても柔らかです。
冷凍じゃなくて、冷蔵便で届きますよ。

おやつタイムのお茶なので、三口半ではなくて、ややたっぷりめに点てちゃうヤツです。

甘さも控えめで上品な味わい。
すっと口の中でほどけていくような感じ。
いつも食べてるおはぎとか大福とか、そういう和菓子とはやっぱりちょっと違いますねぇ。
お薄によく合う。

食べてみたかったというのももちろんだけど、この可愛い箱もお菓子の形も、まずは手に取ってみたかったという、ミーハーなところから「欲しいー」と思っていた「のりこぼし」
今年初出会えて、ああ嬉しい。

奈良に行くと、いろんなお店でこの「のりこぼし」の生菓子を作っているそうなので、いつかはこの時期の奈良へ旅してみたいなぁ。
奈良って、私、小学校の修学旅行でしか行ったことないのだわ。。。行ってみたい。。。