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王様のケーキ ガレット・デ・ロワ

先日、久しぶりにお菓子教室に行ってきました。
昨年あたりから、自分で焼けたらいいのにな〜と思っていた
「ガレット・デ・ロワ」
年末くらいからパティスリーやベーカリーで予約受付のチラシを見かけるようになり、人気店は電話が繋がらないくらいの混雑ぶりで、友人にいたっては頑張った甲斐もなく、「今年も予約できなかった、、、」と落胆しているという、1月限定のお菓子。

キリスト教会で行われる祝祭「公現祭」で食べられるお菓子で、このケーキの中に陶器で出来たフェーヴと呼ばれる小さな可愛らしい小物が一つ入っていて、みんなで切り分けて頂いた時、そのフェーヴが入っていた人はその日、みんなに祝福され1日、王様・女王様になれた上に、その年は幸せに過ごせると言われています。

ああ、焼きたい!
でもこれ、絶対にコツがある。(いや、どれにもコツはありますよ)
どうせやるなら市販のパイシートじゃなくて、折り込み生地で焼きたい!
この側面の模様はどうなっているのだろう、、、適当ではあるまい。
バターをたっぷり使っているんだから、絶対に失敗したくない(←貧乏性)

とかなんとかやっているうちに今年も1月6日を過ぎてしまったのですが、たまたまフェイスブックでフォローしていたお料理教室でレッスンが開催されるという情報をキャッチ。
これはもう運命、、、ということで、参加してきました。

なかなかいい感じに焼きあがっているのです♪

これは直径17センチのサイズ。入っているバターの量を知っているので、さすがにそれは控えますが、ワンホールくらい一人で食べられちゃう気がします。。。怖い。

レッスンでは先生が焼いたものをその場で試食してきたので、焼きたて熱々!
中のアーモンドクリームもとろりとした状態でいただきましたが、さっくさくのパイ生地とベストマッチで美味しかったです。
そして、自分で焼いたこちらのものは一晩置いて、クリームもぎゅっとしまったところをカットしていただきました。
焼いたときにきれいにパイが層になって膨らんだので、カットしてもきれいな断面でした。そして、アーモンドクリームはどっしりとした味わいに。(でも重くはない)

実はレッスンでの試食の際にフェーヴを引き当てた私。
王冠をかぶって記念撮影をし、先生からはパリのお土産のお菓子までいただいてきちゃったのですが、自宅ではカットしようとナイフを入れたら早速フェーヴに当たってしまったので、しれーーっとカットをずらして、夫のプレートにのせました。
なので、我が家での王様は「夫」! 幸運よアレ!!

フェーヴはいろいろなものがあって、思わず収集したくなる可愛さです。

左のふたつ。立体のものは、私が先走って
「とりあえずフェーヴだけでも持っていたい!」と買ったもの。
右のふたつは、レッスンで先生からいただいたものです。
ここにさらに作ってきたガレット・デ・ロワに入っていた1個が加わったので、我が家の手持ちのフェーヴは5個になった^^

来年はこれらのフェーヴを入れて、ちゃんと「公現祭」に間に合うように焼かなくちゃね♪

サポートいただけると嬉しいです^^