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【砂糖不使用】真っ赤なフルーツの手びねりパイ2020

今年も焼きました!
「真っ赤なフルーツの手びねりパイ」
パイ皿やタルト型を使わずに、簡単に自由に形を作って焼くので、型なしタルトと呼ばれもするこのパイ。
我が家では「あ、このフルーツはパイで食べたいな♪」と思ったら、チャチャッと生地を作っちゃって、いろいろと試しているのですが、この季節に楽しめる『ブラッドオレンジといちご』を組み合わせた、この真っ赤なフルーツがキラキラ光るパイがなんと言っても大好きです。

基本、というかベースになるパイ生地のレシピはこちら。

おお、今あらためて見てみたら、このレシピを書いたのは2018年なんだなぁ。
材料は、小麦粉(全粒粉)と塩、豆乳(牛乳も)、そしてオイル。
ということで、この生地自体にはお砂糖は入っていません。
でも、上にのせるフルーツにきび砂糖をふって、あらかじめ少し水分を出しておいたり、去年の『真っ赤なフルーツの手びねりパイ』の生地では、いちごにお砂糖をふって少し火を通してから使っています。

↑ これが、去年2019年のもの。
この見た目がとにかく好みで、もちろんお味も大好きだったので、今年も作ってみたわけですが、本日は朝から出かける予定があって、あんまりのんびりと準備している時間もとれなさそうだったので、上にのせるフルーツも昨晩のうちに用意しておいたんですね。

ええと、フルーツも、ということは、ちなみにですが、生地は当然、前夜のうちに仕込んでおります。仕込むっていってもボウルやビニール袋に入れてガシガシ混ぜて、まとめたらラップに包んで挟んで延ばすだけ、ですからあっという間なんですよ。

で、今回のフルーツです。
ようやくゲットした今年のブラッドオレンジはやや小ぶりだったのですが、それの皮をむき、果肉を乱切りにしました。
去年のnoteを読むと、その皮に残った果汁を絞ってドレッシングにしていますが、今回はカットしたオレンジにそのまま絞ってかけておきました。
そして、いちご。今年は「あまおう」を使っています。やや果肉が柔らかめ。
でも、やっぱり苺は生のままオーブンで焼くといまいち可愛い仕上がりにならないのであらかじめ少し火をとおして「とろり」とさせておくのが好み。
今回も半分にカットしたいちごを極々弱火でソテーしました。
この時に去年はお砂糖をふって、少し果汁を出してから火を通したのですが、今回はお砂糖不使用。気をつけながら、じわーーっと火を通しつつ、果肉の形がこわれないように、そぉーーーっと扱って、カットしたブラッドオレンジとおなじボウルに入れて、ラッブをかけて冷蔵庫で休ませておきました。フライパンに少しだけ残った果汁も小さなミルクピッチャーに入れて確保。

そして、今朝、まずはオーブンの予熱をスタートさせて、作ってあった生地にアーモンドプードルとオートミールをまぶし、そこにカットしてあったブラッドオレンジといちごを並べて、生地の端を織り込んでいく。。。
ボウルに入れてあったフルーツ、いい具合に果汁が回っていました。
オーブンに入れる段階になって、あまりにも去年と同じ感じになっちゃったから、ちょうど冷蔵庫にあったブルーベリーもおまけで追加。

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そうしたら、こうなりました♪
お砂糖不使用でも、十分にフルーツそのものの美味しさで楽しめる手びねりパイです!
ボウルに残っていた果汁もピッチャーに足して「追いソース」のように食べてもいいし、やっぱりしっかりと甘みが欲しい!ということならば、はちみつやココナッツフラワーシロップなど、お好みの甘味料で調整すればOK!
そして、今回の発見は、特にブラッドオレンジが多めに入っているパートのところなのですが、ブラックペッパーが合うんです。
ああ、これ“マスカルポーネとブラックペッパー”とか"マスカルポーネとはちみつ”みたいな組み合わせのトッピングをして、よく冷えた白ワインとかでもいいかもーっと。

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生地は「小麦粉50gと全粒粉50g」の基本の配合で作っています。
ザクザク感と香ばしさがあって楽しい食感になりますよ。

なんとなく、、、
「休日の朝に、焼き立てのフレッシュフルーツの甘いパイを食べたい」という気持ちだったのと、焼いたフルーツが乾いてちょっと残念なビジュアルになるのを防ぎたくて、砂糖をまぶしたりソテーしたりしていたのですが、お砂糖省いても大丈夫だった!
日頃、そんなに糖質オフにこだわっていたりするわけではないのですが(美味しい物は無理せずおいしく食べて、他で調整したいタイプ)、この手びねりパイは「砂糖不使用」を謳っても良さそうだな、と気づいた2020年の春のパイでした。

いちごがおいしい季節。
そして、この長い春休み。。。
よろしかったら、どうぞお試しくださいませ。




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