(チラ裏レビュー) 嫌われ松子の一生 (映画 2006年)

※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。

作品名:嫌われ松子の一生 (映画 2006年)
リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B01M6BBKKH

評価:★3(★★★☆☆)

【概要 (Wikipediaより)】 『嫌われ松子の一生』は、山田宗樹の小説『嫌われ松子の一生』を原作とした映画。2006年5月27日公開。主演は中谷美紀。監督・脚本を中島哲也が務めた。台湾および香港でも公開されていた。 修学旅行中に教え子が起こした現金盗難事件を収めるためにその場しのぎの対応をとったため教師の職をクビになり、家族とのいざこざから家を飛び出したことから転落して行く、川尻松子の悲劇の人生を描いた物語。キャッチコピーは「松子。人生を100%生きた女。」。 映画は悲劇的な物語を、CG合成による星・花・小鳥が舞い踊るファンタスティックなミュージカルシーンやコミカルなタッチで綴り、絢爛たる演出で描いている。なお、映画倫理委員会の審査では、PG-12に指定されている。

2006年当時、この映画の他にもテレビドラマ版も製作されるなどとても話題になっていた作品。タイトルもインパクトがあるし、今でもときどきこの映画を語る人がいるのでいつか見ようと思っていた。時間ができたので、2024年4月、スマホとパソコンで鑑賞した。

私の感想は…あまり面白くなかった。本作のコンセプトはおそらく「不幸な人生でも精一杯生きる」ということを映画「ダンサー・イン・ザ・ダーク」みたいに描く、そんなところだろう。ミュージカルっぽいシーンを入れたりというところにも共通点がある。しかし、色彩は真逆。「ダンサー〜」は暗い色調だったが本作は原色っぽくてコントラストが強いカラフルな色使い。それはいいんだけど、なんか美しくない、もっとはっきり言えば下品で汚い絵だと感じるのは私だけだろうか。全編通して大げさ演技とかギャグっぽい演出で作られている作品なので、ひょっとしたらこの映像がダサい感じもギャグなんだろうか。本作の監督・中島哲也が4年後にリリースした2010年の映画「告白」との映像の違いがすごい(「告白」の映像はすごく良かった)。

上映時間が130分というのも長すぎた。1.x倍速再生で見ていたがそれでもかったるくてずっと「早く終わらないかな〜」と思っていた。あと、人を部屋の中で思い切りぶん投げるシーンも見ていて嫌な気持ちになった。あれもたぶんギャグのつもりなんだろうけど。ゼロ年代って結構そういう作品が多いような気がする。

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