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習慣 スピパラ通信『ジャッジメントのランドスケープ ① 感情制御も物理的領域の因果的閉包性』

ロジック✖️スピリット


今回のスピパラ通信は第5回
『ジャッジメントのランドスケープ・感情制御も物理的領域の因果的閉包性』
の回です。


判断は頭で考えるもの?それとも心でするもの?

判断する人の感情や好みで、客観的な良いや悪いの判断とは、まったく違う判断になる!
そんなことありませんか?

人の好みや好き嫌いという感情が判断に与える影響について2回に分けて考える前編です。


物事の判断はよく考えてするべきと、昔から言われていますが、実際はどーなのでしょうか?

卵焼きの味付けには、甘いのとしょっぱい(塩味)ものがあります。
僕はしょっぱい卵焼きが好きで、甘い食べ物は全般的に好きじゃありません。

食べ物などの嗜好品は当然好き嫌いで選ぶ物ですが、物事を判断する場合はどーなのか?結局人間は良いか悪いかじゃなく、好きか嫌いかという好みで判断するようです。

物理的領域の因果的閉包性とは、物理的なもの(この世界のすべて)は物理的な原因以外の影響は受けないという経験則です。

この原理を前提にすると、物ごとの判断は脳の作用である神経細胞や神経伝達物質などの物理的な要素によって決定されます。
このことから、物ごとの原因や価値は、スピリチュアリティーな存在やスーパーナチュラルな観念によって決まるのではなく、物理的な現象や人間の主観によって決まるという考え方が示されます。
したがって、物ごとの判断は、自分の好みによって直感的に偏った解釈をする傾向にある事が伺えます。

これは、利用可能性ヒューリスティックと呼ばれるものです。



感情制御の方法論

感情を出さないことを難しいと感じるのは、人間の心理的な特徴の一つです。感情は、私たちの行動や判断に影響を与える重要な要素ですが、時には不適切な感情が生じたり、コントロールできなくなることもあります。

しかし、感情も自分の内面や外界の影響によって生じる物理的な現象であり、自分の意志や行動によって制御することができます。


ジャッジメントのランドスケープに反映させる感情制御とは...マイナス感情を、素早くプラスイメージに切り替えることで、感情を意識的にプラスに変化させ、プラス感情と思考を統合すること。

悲しみや怒りを感じたときに、その原因や理由を考え続けるのではなく、悲しみや怒りを和らげるような別の感情を呼び起こす習慣を作ることでが出来れば、自分が感じている感情によって、物ごとの見方や判断にバイアスがかかりずらくなります。

しかし、強烈な印象を伴うマイナス感情は、自分の人生全体に影響を与える。
こう思い込むんでしまう事が多いのではないでしょうか?

悲しみや怒りなどの感情を切り替えられず、その感情に飲み込まれるのは、自分自身が、その感情を繰り返し想起しているからです。

感情に囚われるとは、自分自身が感情に固執して、その感情を手放す事を拒否している状態で、この状態は、マイナスのバイブレーションを増幅させていることが示唆されます。

これらが示唆することは、物も人も感情さえも、すべてはバイブレーション(振動数)による表現であることの証明となっています。

感情制御も物理的領域の因果的閉包性とは、マイナス感情に囚われず、プラスイメージへ切り替えた感情と思考を統合したロジック✖️スピリットのバイブレーションに帰結するのです。

悲しみや怒りなどのマイナス感情は、一時的な感情であり、切り替える感情制御を習慣にすることで、いつでも楽に生きる判断をできるといいですね。
それでは、今回はここまで、次回に続きます。

次回は感情制御の重要度について
『ジャッジメントのランドスケープ ② ご機嫌と不機嫌の気分一致効果』の回で書いてみたいと思っています。

最後まで読んで頂きありがとうございました。次回も読んでいただけたら、とても嬉しいです。

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