2023/5/24 日記。

2023年5月24日



何か小説を書きたいが思いつかない、という状態にある。というか、書き直しとか加筆もいいかもしれない。

昨日とは打って変わってとても天気がいい。昼寝がしたくなる、、研究…!

おすすめされた本を読んでみているんだけど、ああこういうやつか~と苦戦中である。ライト文芸キャラクター文芸といわれるジャンルが好きなんですが、ライトノベル…とはちょっと違うんですよね、定義って難しいですけれど。
ライトノベルより大人向け、というのが大きなイメージで、感覚的に作品を分類してみることだってできます。
ライトノベルにのめり込んだことをよく覚えていながら、ライトノベルの対象年齢を過ぎてしまった。。そんな感覚を覚える層に訴えるのがライト文芸というもの(として生まれた)、という認識でいいようです(軽く調べた感じだと)。

…で、僕の好きなライト文芸(ライト文芸レーベルから出ている、もしくはラノベレーベルだが内容的にライト文芸と感じるもの)について自分も好きだと言ってくれた人がいたから、その人のおすすめを今度は読んでみることにして。そうしたら、がっつりライトノベルでうーん、こういう感じかあ、となったわけです。

ラノベならラノベでいいし、その人は恐らく僕よりラノベ寄りだろうなってわかっていたから当然と言えば当然なのですけれど。ライト文芸の知名度を上げていきたいなあなんて思いました。

ライト文芸のニュアンスをレーベルで示しておきます。
・KADOKAWA
電撃文庫 …ライトノベル
メディアワークス文庫 …ライト文芸(2009年創刊)
・新潮社
新潮文庫 …一般文芸
新潮文庫nex …ライト文芸(*キャラクター文芸)(2014年創刊)

*をつけたのには理由があって、恐らくキャラクター文芸という言葉を生み出したのがこの新潮文庫nexではなかろうかと思うからです。レーベルは創刊に当たってキャッチフレーズやテーマを設定することが多いと思うのですが、この新潮文庫nexのテーマに、“キャラクター”という表現があるのです。僕が一番好きなレーベルなので、ここは明記しておきます。

ライト文芸の下限(ラノベとの境目)は割とくっきりしているように僕は思うのですが、上限(一般文芸との境目)はかなりぼやけて曖昧なようにも思います。

ここはもう、作家さんとレーベルで区分するくらいしかできません。作家さんだっていろいろな作品を書くわけですが、ライトノベル出身作家さんが書く一般文芸と、純文学でデビューされた方が書く一般文芸(エンタメ小説)は質感が異なるかもしれません。

だから個人的には、
『ライトノベルレーベル作品の一部は実はライト文芸』
『ライト文芸レーベル作品は(基本)ライト文芸』
『一般文芸作品のうち作家がライトノベル/ライト文芸出身の場合はライト文芸』

こんなイメージです。


例えば僕の好きな河野裕さんや、かつてよく読んでいた有川ひろさんはライトノベル出身だし、凪良ゆうさんも似たような位置にいるのではと思います。かといって内容はライトノベルとは言い難く、ラノベを読まない・読まなくなった人たちも手に取りたくなる作品。


この辺りにライト文芸たる色があって、それが僕は好きなのです。異世界転生して好き勝手できる作品や死に戻り系の作品は、最近はもっぱらwebTOON(“海外サイトで売れた小説のコミカライズ“の翻訳作品)で満足しています。しかもハイファンタジーや完全異世界設定だとなお良きです。異世界に転生するのは都合がよすぎて読むのが辛いのですよね、冒頭で主人公死んだけどその点にトラウマも後悔もないんだ?!読者はみんな現世を捨てて転生したいんだなあ、っていう風に穿って見てしまう時点で対象年齢(想定した読者層)ではないということです。

ライト文芸について語ってみました。読書の続きをするか、それともやっぱり研究…??


最後まで読んでくださりありがとうございます。読んでくださったあなたの夜を掬う、言葉や音楽が、この世界のどこかにありますように。明日に明るい色があることを願います。どうか、良い一日を。