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ボクともぐらと 53_自然と人工の偶然の美。会社と社員に美しい関係は築けるか。

ボクはどういう訳だか、やさしくあることが好きなひとに育ってしまい、やさしい人になり、あり続けることを夢と設定している。変な夢かもだけど、会社の同僚のもぐらさんも同じ夢を持つ。「ぼくモグラキツネ馬」という絵本が2人とも大好きで、気づきと勇気をもらいながら、会社にやさしさを吹き込もう、やさしいリーダーになろう、強さがあるからやさしくなれる、だから強くもあろうと、日々学んでいるところで、その徒然草。

「のっくのっく」、もぐらさんがやってきた。「おはようございます。ボクさん、3連休、だいぶお暇なご様子でしたね。お友達少ないですものね。残念!。あ、で、3連休”のてこさん”(最近、もぐらさんはnoteのことを”のてこさん”と言う)、読みましたよ。まぁー、良かったと思います。読めば素敵なGoodな内容です。でもでも、タイトル見て読みたいと思うかは。。。うーん、いまいちですね。」(と相変わらず上から目線)

「あ、あ、そうかもね。。。タイトルって難しいのよ。。。でも、ありがとう。素敵な内容と言ってもらえるだけで、うれしいです。友達は、ちょっとはいますです。。。」

「お暇なボクさんには申し訳ないですが、わたしはちょっと小旅行してきました。リラックス満載!楽しかったです。で、見てください、この写真、綺麗でしょ。とても綺麗な青なんです(冒頭の写真)。土砂崩れだか濁流を防ぐ人口的に作ったダムが偶然こんな綺麗になったらしいです。水に含まれるアルミニウムの影響ですって。太陽の光でとても綺麗な青に見える!青の洞窟ならぬ青の池です。ボクさんも行けるといいのですけどね。誰かと行ってください!今日はこれだけです。リラックス3連休で悩みなしです。ではまた、明日にでも。バタン」

早い。。。過去最短かも。会話にならなかった気も。。。でも、リラックスは良いことです。元気は良いことです。美しいことに触れる・見るのも良いことですね。青の池は見たことなく、青の洞窟(イタリア カプリ島)は旅行で行ったが天候悪化で見れず。「青」には縁が無いのかな。でも、行きたくなりました。感性や価値観が合うひとから勧められたり、誘われると行きたくなるものですね。あ、誘われていないけど。。。

で、この「青い池」を調べると、コンクリートで人工につくられたダム。そこに自然の偶然でマグネシウム(白色系微粒子)を含む湧き水が貯まり、太陽の光で青く綺麗な色に見える。ただ、ダムの中にあった白樺などの原生林はこの水では育たず枯れてしまった。ただ、写真にもあるようにこの枯れ具合がボクの目には風情があるように見える。良いのか、悪いのか。

自然と人間と。自然に翻弄されるあくまでいち動物の人間。一方で人間は自然を部分的にコントロールできるし、破壊する。人間は地球にとっては今やコスト。人間が動かないことで(コロナで)ハワイの海が自然が、北京の空気がきれいなったなんて話も聞く。

一方で、人間が仮に地球上から完全にいなくなっても、原子力発電所・汚染水などどうなるの、化石燃料が貯蓄されているタンクはどうなるの、このビル群はどうなるの、地球のまわりを飛び回る無数の人工衛星はどうなるの…。人間がいなくなっても地球には悪影響いっぱい。にっちもさっちもいかない、なんて話も読む。もう戻れないし、いなくなる選択肢も無いならば、将来に向けて人間が地球に”貢献”するようにしなければ。最近の天災で本当に怖くなるけど、怖がっているだけでは何も解決しない。

会社と社員と。会社に翻弄される社員。一方で社員は会社にさまざまな影響をあたえる。社員は帳簿上は人件費というコストでしか載ってこない。ただ、地球のように、社員が動かないから会社がきれいになるなんてことはない。社員が動かないと会社はつぶれる。社員がいなくなると会社はつぶれる。将来に向けて社員が会社に”貢献”するようにしなければ。

しかし、どうやったら社員は会社に貢献するの。そもそもなんで社員が貢献しようと思うの?自発的に貢献したいと思うのはなぜ?(貢献って言葉、好きじゃないけど)

それはリーダーがいるから。リーダーがそうさせる。リーダーだけじゃないが、リーダーがスタートであり、最後はここに行き着く。やさしいリーダーの存在。

リーダーの想う実現したい将来への共感と、リーダーという人格への尊敬や信頼や好意。自分の個人的成長も一緒に実現に尽力してくれるリーダーがいて、リーダーとリーダーがつくる会社・組織という場に心理的に安心できる。だから、貢献したいと思う。思考行動しトライアンドエラーし貢献する。そして貢献できているならばそのことは自分でわかる。自分は貢献できていると(あれ、これはケースバイケースかな。貢献できている、ってわからないときもあるかな)。

やさしいリーダーがとにかくとにかく大切だと思う。やさしさは、誤解無いように言うと、強さがベースに存在するから成り立つ。自分の未来を信じる強さ・仲間とその成長を信じる強さ・ミスや失敗を許せる強さ・諦めない強さ・愚直にやり続ける強さ。。。

自然と人工の偶然が美しい関係を作ることはあるが、会社と社員が”美しい関係”を作り出すのは偶然では無理。やさしいリーダーの試行錯誤、やさしいリーダーを信じる仲間の試行錯誤。双方向の信頼・助け合い。やさしいリーダーが確信し仲間が共鳴できる将来ビジョン・想い、その実現へ向けた諦めない愚直な挑戦。ボク、さっきから同じ言葉を繰り返しているけど。。。

とにかく「”一緒にいたいと思うやさしいリーダー”と”一緒にいてくれて感謝する仲間”」で織りなす「美」ですね。”一緒”って好きな言葉です。

なんて、無理やり、「青い池」から”やさしいリーダー”へつなげたけど、また、もぐらさんに「イマイチな内容でしたね」って言われそう。時間見つけて「青い池」、一人で今度見に行きまーす。

最後はいつも「ぼくモグラキツネ馬」から:

”とてもきれいなものを、みのがすな”

”このせかいをおもしろがろう”

”みな、なにかをこわがっている” 馬がいった。”でもいっしょなら、こわくなくなる”

”なにかがおきたときにどうふるまうか。それこそが、オイラたちに あたえられている さいこうのじゆうって もんさ”



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