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在宅勤務だからこそ、密で人間的な関係の構築を志す、その方法。

アメリカに住む友人の会社。ステキなのだ。例えば: 彼は東海岸。社長は西部山岳地帯。その他みんな全員がリモート。アメリカでも他国でもどこに住んでもイイよ。結果主義。8時間働けとか、何時から何時までとか、そんなくだらない縛りも無いよ。主体性と熱意を信じるからね。でも、言語は英語でよろしくね。そんな感じだ。

そして、フルリモートで失われるコミュニケーションについて憂慮している、というのだ。リモートは死守するけど、人間と人間が直接に接するその良さをどうにかリモートでも再現したいと必死らしい。リモートの弊害を理解しながらの、リモート運用。

ボクの会社も、在宅勤務を2020年から導入し、今だ継続中。2020年には”なんて楽なんだ!”と移動の無駄を実感し喜んでいたボク。パンデミックの不安はあるが、歴史を読むと人類はある意味、感染症の歴史。いずれ落ち着くと思い、我慢我慢。せっかくだからこのラクを楽しもう。

家畜の主要5種である、牛、豚、羊、山羊、豚。人類がこれら家畜し始めたのは約5000~8000年前。ここから感染症の歴史が始まる。そして人類は多くが死にながらも、免疫を得て生き抜いて来た(絶滅した種族もあるが)。インフルは豚/鳥から。その他、天然痘、はしか、チフス、ペスト、マラリア、結核、おたふく、百日咳、ジフテリア、黄熱病など。今回のコロナはSARS、MARSと同じくコウモリからか?人類は動物からの感染の歴史。

で、ボクは2021年も在宅を楽しむが、夏ぐらいから、あれれ、会社は引き続き在宅制度を維持するも、仲間に会いたくなった。直接に会って、顔見て、雑談して、お昼して。みんな元気かな。リモートでも分かりえるけど、何か違う。会いたい。ということで、今は毎日、会社に行く。たまに出社する偶然の出会いを楽しみに。

上述の友人のアメリカの会社も、このボクのような気持ちの人で組織をつくりたい、とのことなのだ。リモートでありながら、社員が役割だけ、機能だけ、の機械的な関係性で結果を出す、と言うのはイヤなのだ。あくまでも人間と人間が、互いに支え合って、感情的なつがなりを大切にして、会社のビジョンを実現する。リモートで、結果主義ながら、人間的な関係性で支え合う組織をつくりたい!そんな強い想いがある、のだ。

”良質”的、且つ、”高度”な
人間的関係性の組織を目指す


で、この実現のための1つのTipsが、リモートでも相手のことは知れるよね。色々知ろう!、ということらしい、のです。相手を色々知ろう! プライベートにも踏み込んで知ろう! 感性、価値観、志向などなどたくさん知ろう! そんな取組みがアレコレ、ですって。

だって:
知れば知るほど相手を好きになるものね。

レオナルド・ダ・ヴィンチの言葉:
知ることが少なければ愛することも少ない 


ということなのだ。この会社のリーダー、ステキですね。

リモート勤務だと、感情的な、人間的な、密な、熱い、相手思いの関係性が失われる、だから全員出社だ! とは短絡的。マイナス要素はあるが、それを乗り越える取組みをがんばる、という選択肢も当然にある。そしてこの取組みに固執するならば、「リモート好きだけど、人間好き・コミット好き・がんばり好き」な仲間が結果として集まってくる。

会社の成長は、1.リーダーの想いと、2.その実現に向けたリーダーシップと、3.適切な仲間を集める、この3要素に結局に行き着く。この適切な仲間を集めるには、リーダーシップとリーダーの想いが明確・一貫的で無いとダメだ。不明瞭で、一貫していないならば、採用で「適切」な仲間を選別すらできない。だって、不明瞭なんだから。そうすると究極的にはリーダー次第、ということだ。

ということで、A=Bと決めつけない、そんなリーダーでありながらも、一方で、自分の目指すビジョンを強く信じ・固執し、自らのリーダーシップに謙虚ながら誇りを持つ、そんなリーダーになりたい、と、思ったのでした。


読んで頂きありがとうございます。
(職場を/人生を良質にするコンセプトv6_73)


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