私の誕生日。
それは娘の誕生日でもあります。

23歳を迎えた今年の誕生日は壮絶なものでした。
毎年楽しみにしていた素敵な日。
今年はどんな誕生日になるんだろう、、、💭

午前3時

なんかお腹痛いなー。
下しちゃってるし、お腹壊しちゃったのかなあ。

午前6時

またお腹痛い。うーぅ。
と、トイレに駆け込んだ。
トイレから出ようと、拭くが
拭いても拭いても濡れる。破水じゃん、、、！
と旦那をすぐ起こした。

午前7時

病院に電話。
ゆっくりでいいので、念の為来てください。との事。
朝ごはん出してくれるって！最高！！！
焦ってるのは旦那の方でじたばたしてた笑
うっ。てなるけどそんなに痛くはなかった。間隔は5分弱。

午後8時

病院到着🏥旦那と一旦お別れ、、、
内診をしてモニターつけて、自撮りなんてして友だちによゆーのLINE🤳そしていよいよ朝ごはん！
食べてたら痛みが強くなってきた。
痛みが走る数分は手が止まる。これが陣痛か。
陣痛がつかなかったら促進剤を打たれてたらしいが、
お腹の子が頑張って出てこようとしてくれた。

午前9時

ここからの時間間隔はわからない。
とりあえずどんどん痛くなる。
陣痛の時に合わせて内診される。激痛。
看護婦さんが尾骶骨辺りを抑えてくれる。
これがなんとも言えないが楽になる。
もう辞めたい。呼吸法なんて意味無い。痛すぎ。

午前11時

旦那さんを呼び戻してください。との事。
思ったよりも進みが早く、もう準備しててほしいらしい。
電話をして急いで来てくれた。
発狂する私。
それを見て少し笑う旦那。
普段ならキレてるだろうけど、それどころじゃなかった。
旦那も事の重大さに気づいたらしく、サポートにまわった。
旦那が尾骶骨抑えても弱すぎて効果なかったなあ。

午後1時

分娩台に移動。
やっとここか！でも痛すぎてお腹を切って欲しい。
とずっと言っていた。
もうすぐそこにきてる！頑張ってるよ！
と言われても、痛すぎて、
あと何回で産まれるの。と大先輩にタメ口、、、笑
踏ん張ってもなかなか出ず、
でも広がる感覚が分かるから怖くて
力を抜いてしまう私がいた。
頑張れなかった。ずっと頑張れないって言ってしまっていた。
結局吸引分娩。ちょっと引っ張っただけで出たらしい。

午後2時07分

声が聞こえた。やっと痛みから開放された。
我が子を見て安心した。
感動の涙は出なかった。何より痛すぎて、痙攣が起きた。
先生たちが早く赤ちゃんを渡してあげて！と。
赤ちゃんの状態を確認したら、直ぐに私の腕の中に。
ちゃんと暖かい。
これが愛するわが子か、、。
意気地無しのママだけど、これからよろしくね。
いつの間にか痙攣は治まってた。
よく頑張ったね。と言う旦那の顔を見た途端、涙が出た。
そしてお腹が空いた。

あなたの誕生日はどんな日だった？

今日は旦那の誕生日だったので、
過去エピを載せたくなりました。
誕生日って尊いですね。
旦那は大人になってから別に特別感が無くなった。
と言っていました。
風船を飾り、
旦那の大好きなものを作り
帰りを待つ。

ありがとう。と何度も何度も言ってくれました😊

特別じゃなくても、
大人にしか出来ない誕生日がある。
私はそう思います。