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転職を考えたことがない

20代後半くらいから、 SNSの広告に「転職」という文字が頻繁に並ぶようになり、「何故だろう?」と思うことが多々ありました。

その頃の私は、修行を開始して3〜4年経っており、日々の生活が充実しており、「フォリアに弟子入りして良かったな」と日々噛み締めていたような時期なので、SNSの広告の理由がサッパリ理解出来ませんでした。

師匠に「最近、広告の種類に変化があり”転職”というコンテンツが良く出てきます。私はそういうものを全く検索したことも見たことがないのに、不思議に思う。年齢が影響しているのでしょうか?」と質問してみたところ、師匠に「世間一般的にそういう時期なんです。社会経験をある程度積み、キャリアアップしたり、自分の周りが結婚し始めたり、人生の変化が訪れる中で、『このままで良いのか』『他に何かあるのでは』という、余裕からの迷いが芽生え始める時期なんですよ。広告主はそこを突いてくる訳です。」と説明を受け、「なんだか私はピンと来ないけど、そういうものなのだなぁ」と思った記憶があります。

最近は、 35歳、30も半ばになりますと、相変わらずピンとは来ないものの、「そういうものなのだなぁ… 」と、しみじみと思うようにはなりました。成長して、少し他人の気持ちが分かるようになったようです。多分。希望した業種に就職出来たとしても、やりたい仕事が出来ているとは限らないんですね…。器用な人ほど苦労をされるのかな、と思います。私は、出来ること…というか、我慢出来ることが限られているので、フォリアに弟子入り出来て、本当に運が良かったです。


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