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崔の圖書室
2022年1月17日 22:50
講釋中の一尾を一旦もとの抽斗へ仕舞ひ已乃輔を奧まで引率すると、この家のあるじ處置室と札の掛かった戸をコツンと叩き、此處を入つた向かう正面ね、と云つたぎり戾つていく。 中は微かに藥臭い。處置とはいふが處理室だ。店先からは思ひつかない數を捌くのだな、長いの短いの厚いの薄いの全體何千では利かない皮が色柄さまざまヒートンに掛けられ四面の壁いつぱい、タイルばりの床じゆうには剝かれた素つ裸な身が長いまま