あっという間に息子が産まれて2年。
先日、2歳の誕生日をお祝いしました。

家事に育児に仕事に….と毎日、本当に本当に疲れていて
本当はちょっとしたことを記録に残そうと思っていたのですが
全然パソコンに向き合う気力が出ず・・・。
尊い日々は記憶の彼方に・・・。

きっと、死ぬ間際に走馬灯のように駆け巡る1ショット1ショットなんだろうと思いつつ脳内フィルターに記録し続ける日々でした。

つい最近2歳になり自我も芽生え
あれがしたいこれがしたいと
自分の意思をしっかりと持つようにもなったある日の出来事。

寝る前の絵本を読んでいた時のこと。
私が、息子の耳垢が気になり耳かきをしてあげていると
途中からなぜか耳かきを全然させないのに
「もっと！」「もう1回！」とねだってきました。

だがしかし、いざ耳かきをしようとすると
すぐに自分で耳を塞いで触らせようとしない。
何度も何度も何度も何度もそれを繰り返し・・・、
私は次第にイライライラ。

「いいかげんにして！どうしたいの！」と私もプンスカプンスカ。
息子は「もっと！やって！」と言いながら怒り泣き出す始末。

はぁ〜・・。と軽くあしらい
耳かきしたふりをして「はい、もうきれいだよ」と投げやりに言いました。

そしたら、なんとにこぉ〜〜！っと満面の笑み。

自分の耳をかるく触りながら「きれい、きれい」と言っていたのです。
とても嬉しそうにニコニコしながら。
さっきまで泣いていたのに！！ｗ

・・・彼が求めていたのは、実際に耳かきをしてもらいたいわけではなく
「きれいになったよ」と言ってもらいたかっただけだったのです。

たった「ひとこと」言ってもらいたいだけ

なぜ、この件を今回書いたかと言うと
私自身、少し反省したのです。

彼が欲しかった、たったひとこと
「耳、きれいになったよ」を見つけられなかった悔しさに・・・笑
いや、見つけるのは多分かなり困難だったし
見つけられただけよかったのですが。。

子供ってこういうことの繰り返しなんだなと思いまして。
特にイヤイヤ期で、まだ言葉を自由に使えない子は
これの更に複雑怪奇版なんだなと。

でも、逆にたったひとことを見つけてあげられれば
すごく嬉しそうに、満足そうにするその姿を見て
もっと、小さな声に耳を傾けてあげて
何が欲しいのか考えてあげなきゃなと思いました。

ちょっとしたこと。
ちょっとした声がけ。
ちょっと見てあげるだけ。

忙しい毎日で、見失いがちだけど頑張ろうと思った次第です。

現場からは以上です。