金澤広陽

作家志望です。

金澤広陽

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最近の記事

雑記240508

朝から雨が降ってるとダメだ。もう、ダメだ。自分がどこにいるのかわからない。誰か俺を見てくれているのだろうか。ナショナリズム 頭がいい人になりたい。強くて、速い、頭脳。複雑な演算に耐えられる強さと必要十分な項でシンプルな答えを導く速さ、そして複数を許容できる頭脳。 会いたい人に会いたい。その人が自分にくれたものを伝えたい。あなたがくれたものはこんなに素晴らしくて、キラキラしていて、大切にしたくて、でも忘れていってしまいそうで、それが怖くて、何よりも怖くて、大切にしたくて、で

    • 日記230124

      火曜日。今日は関東圏に最強寒波が来てるらしい。学校がめんどくさくてしょうがない。多分寒波とか関係ないけど。 先日アコースティックギターの弾き語りを聴きに行った。歌詞が臭くてあんまり好きではなかった。必要から出てくる言葉じゃないと、全部嘘に聞こえてしまう。「本当にそれ思った?」「それが言いたいだけじゃない?」みたいな視点で見る自分が常にいる。そいつは中々厄介で意識してしまうともう逃げられない無限の自己言及にとらわれてしまう。僕たちは、いつも、とらわれている。 ただそんな嫌な

      • betcover!!と梶井基次郎『桜の樹の下には』

        こんにちは。 音楽と小説に関してのこじつけ文章をネット媒体で書くことになりそうだったけど、ボツになったのでこっちでやります。果たして自分の力のみで継続できるのか。 さてさて、ワクワクの初めてのライターの仕事(という気持ちで書く)。と言っても小説にも特段詳しくなければ、楽器も弾けないのに、音楽と小説の記事。あれ、間違ってね。 でも芸術は全ての人に開かれてるって聞いたことある貴ガス。ありがとう芸術。こんなドブか人間かで言ったらギリドブの俺にも開いてくれて。 とは言え、専門的

        • 雑記240413

          寂しい。 誰か一緒にいて欲しい。 俺と同じ気持ちでいる人がいない。それがとても寂しい。 俺と同じ場所にいて、俺と同じものを見て、俺と同じように感じて、俺と同じ歌を聴いて、俺と同じように思いを馳せて、俺と同じように暮らしてほしい。 寸分違わず、重なり合うように生きてほしい。 俺を喜ばせてくれた人も、俺を怒らせてくれた人も、俺を悲しくさせてくれた人も、俺を楽しくさせてくれた人も、俺を感動させてくれた人も、俺をこんな気持ちにさせてくれた人も、もう別のことを考えてる。俺以外

          諸々(240408)

          なんか普通にキラキラしてるのを見ると羨ましい。自分が虫ケラみたいだなって思う。だってそのキラキラしてる人たちはみんなに見られてるのに、俺は誰にも見られてない。キラキラしてる人が羨ましい。みんな、その人がいたらいいなって思ってて、どこに行っても歓迎されて、いくらでも選べて、一人になりたいとか悩む。俺はずっと一人。暗い部屋で、トラックが走ると揺れる部屋で、一人。寂しいとかも思わなくなった。俺が寂しくても、世界には関係がないから。別に俺が死んだってそのキラキラはキラキラしたまま。流

          諸々(240408)

          僕はよく、全員死ねとか殺すとか言うんだけど。みんな信じてくれない。僕は本当に殺したいし、死んでほしい。こんなこと言わせないでほしい。みんな死ね。

          雑記(20240407)スポーツマン

          のんびりしたお昼頃。だいぶ暖かくて、春。やらなきゃいけないことを一旦ほっぽって、半袖で過ごしている。少し遠くを車が通っている。目を瞑って、窓から聞こえてくる音から流線の車が走る画をイメージする。時間が緩んでいる。 スポーツっていいなと改めて思った。僕もスポーツをやっていたし、海外サッカーは好きでずっと見ているんだけど、やっぱりいい。カッコよくて、なんかガラス玉みたいにとてもきれい。何でか少し考えたんだけど、それはスポーツはそれ自体を疑う必要がないからなんだと思う。 僕たち

          雑記(20240407)スポーツマン

          かごめ かごめ

          野菜ジュースを飲めるようになりたい。別に野菜ジュースは飲めるんだけど、野菜ジュースを飲むような生活ができるようになりたいという意味。ミキサーで自作はやりすぎだから、近くのスーパーで、一番安いやつでいいから買おうという暮らし。 父が死んだ。普段は静かなのに、お酒を飲むとよく喋る男だった。だから私はお酒が嫌い。お酒は生活に影が顔をのぞかせる契機であり、アルコールの匂いで父の赤く火照った顔を、私が嫌いだった粘度のある哀愁の顔を思い出してしまう。 父はお酒を飲むとたまに暴力を振る

          かごめ かごめ

          幽霊の話

          普通に才能がない。普通すぎて、何も面白くない。何も面白くないやつは何も面白くないから何も生まれない。何も生まれてこないから、何も面白くないまま死んでいく。わっはっは。普通に才能がない。才能がない。わっはっは(笑)。才能が。わっはっは(?)。ない。 「そんな痛いことしないで」夕方5時。空が真っ赤になる。誰も異変に気付かないで過ごしている。 「そんな痛いことしないで」学校からの帰り道、家族で食べる晩御飯の準備。 「そんな痛いことしないで」影が伸びていく。やらかしたことが明るみに

          渡されなかった手紙(初稿)

          今から、僕のあなたへの想いとその周辺にあるもの、あるいはその根幹にあるものをできるだけ正確に書こうと思う。正確に書くことは難しいけど、それには何か特別な意味があるような気がする。あなたはこれを読んで傷つくかもしれないけど、これはあなたに渡すかはわからないから、とりあえず書こうと思う。 まず、僕はあなたのことが好きだ。どこがどう好きとかではなくて、もちろんそれもあるんだけど、あなたという存在が自分の心のできるだけ近い距離にあって欲しくて、一緒になってしまいたいと思っている。そ

          渡されなかった手紙(初稿)

          リカ

          「遠くに行こう。遠くに行ったら多分遠くに近くなっちゃうけど、そしたらもう少し、遠くへ行こう」扇風機が音を立てる夏の四畳一間のまどろみの中で、ゆっくりとリカが言う。 「そうだね。そうしよう。どれくらい遠くまで行こうか」目を瞑りながら寝ぼけた口調で僕は言う。意識と無意識が混ざり合う中で、リカを思いながらそう応える。夕方になる前の、許された時間だった。 「うーん、これくらい、かな」少し目を開けて、隣で寝ているリカを見ると、やる気がなさそうにふにゃふにゃ腕を広げている。広げた腕が

          20230809雑記

           暑い。本当に現実味がないくらい暑い。冷房の効いた部屋にずっといる。なんか、外は暑くて、この部屋だけ涼しくて、でも窓の外はジリジリ暑くて、でも僕は涼しい部屋でなんならタオルケットかけてるみたいな現象が好き。演劇の本番中にロビーに出たみたいな、ドラマが起きてる絶対的な空間から抜け出ちゃって、もう取り返しがつかない感じ。取り返しがつかないんだけど、遠くのドアから同じように出てきちゃった奴がいて、取り返しがつかないやつ同士で優しい感じ。  最近取り返しがつかないということについて

          20230809雑記

          230804 日記

           バイトで残り2時間ぐらいでやらなきゃいけないことが尽きて、空白の時間が流れている夏の昼下がり。週一投稿しようなんて無謀な夢を掲げていたことをふと思い出して、書いてます。エアコンの涼しさがちょうど良くて、遠くで下校中の小学生の声が聞こえていて、なんかエモい。  最近、複数性についてみたいな文章にいくつか触れた。別に意図して探したわけではなくて、偶然面白そうと思って読んだ文章が「複数」をテーマの一つに据えていた。(ちなみに森博嗣とか青松輝を読みました。) 「私」は単一ではな

          雑記 230114

          土曜日。教授の学会の都合で一限、二限に授業にあった。雨が降ってたけど、朝はやっぱり気持ちいい。夜もキモチイイけどネ。 朝の良いところは一日の始まり感があるのに実は半分が終わっているところ。始まりってワクワクするけど、その後のこと考えてため息が出ることも結構ある。朝はエネルギーが出ないし、その状態で一日の半分をやり過ごせるのは生きていくことにおいてかなり重要だと思う。 逆に夜は街中そこかしこから色々溢れちゃってる。熱みたいに誰かのエネルギーが振動して、他の誰かのエネルギーも

          雑記 230114