【レビュー】商店街の50枚3500円マスクを買ってみた
とある商店街を歩いているとマスクの箱を持っている人とすれ違った。それも3人も。もしかしてマスクがどこかにあるのかと思い少しぶらついていたらあった。めちゃくちゃあった。居酒屋、靴屋、カバン屋、いたるところで売られている。
その商店街では50枚/3500円が相場のようで割高だと思ったが、マスクは家に殆どないし、品質がどんなものなのか気になったので買ってみた。
3500円というと高いようではあるが、ボッタクリといえるレベルの高さではないだろう。ネット通販だとどこもそれくらいである。需要と供給のバランスが崩れた市場ではこんなものだろう。
ちなみに店員さんは日本人の方のようで、外国の方が買い占めて放出しているというわけでもなさそうだった(真相はしらない)。
それがこれ。3層構造の高機能マスクらしい(お店には何種類かマスクがあったがこれが最も高機能らしい。何を持ってハイスペックと言ったのはは知らない。)。
製造元はシンアワラク合同会社。
中身はこれ。中国製なのがはっきりとわかる。
中国産について色々意見はあるだろうが、僕はあまり気にしていない。
そもそも前までは中国産の商品を気にせずに使っていたわけだし、身の回りも中国産の物で囲まれている。いまさら中国産に忌避反応を示す気にはなれない。
ここに書いてあることを信じるのであれば製造されたのは4月らしい。
転売屋が備蓄していたものが放出されたわけではなさそうである。
もし転売屋ならもっと早い段階でもっと高値で売るだろうし、居酒屋や靴屋がマスクを転売するためにずっと備蓄していたというのは少し考え難い
中身は普通のマスクである。
3層構造というのも嘘ではなく3枚重ねられていた。
匂いもなくつけ心地も普通のマスクと変わらなかった。
が、一つ問題が。
50枚のうち1つちぎれていたのだ。
試しに千切れていない他の紐も少し強めにひっぱたらあっさりとちぎれた。
使い終わった他の種類のマスクの紐も同じくらいの力で引っ張ってみたが、そちらはちぎれなかった。
紐の耐久性がいまいちのようだ。普通に使っている分には多分ちぎれたりしないだろうが、連日使いまわしていると他のマスクより寿命が早く来る可能性は十分にあるだろう。
総評としては、
「割高ではあるが普通にマスクとしては要が足りる。どうしてもマスクに困っている人は買ってもいいだろう」
というところだ。ちなみにマスクの価格は値下がりが続いているため、もう少し待てば安く買える日も来るかもしれないので、急を要さない人はスルーで良いと思う。
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